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農薬のたぐいは、なるべく使用したくないので、害虫防除に効き目のありそうなことは、あれこれと試している。
根こぶ腺虫は、植物の根に寄生して、根をこぶこぶにしてしまう。その結果、野菜が生育不十分になって不作になる。
マリーゴールドを野菜に添わせて植えておくと、害虫の害が防げる。また、マリーゴールドを根も葉も畑に鋤き込んでもいいらしいのだ。
こういうのを、コンパニオン・プランツという。
昨日、TVで、遺伝子組み換え植物のルポを見た。
アメリカでは、とうもろこしや大豆の畑の雑草駆除に農薬を使う。
農薬を使っていると、雑草が段々農薬に強い体質に変わってゆく。
それで、なおさら、強力な農薬を開発して使用する。
その畑で本命のとうもろこしや大豆を農薬に強い種子になるよう、遺伝子を組みかえるそうだ。
その上で、強力な農薬を使って雑草を駆除するのである。
遺伝子組み換えの大豆は、強い除草剤が使われていて、我々が食するのに不安なのだ。
輸入した農産物、なかでも遺伝子組み換え植物は、おそらく農薬がたっぷり使用されていて、危険なのである。