今日は、原爆記念日なのです。
当時、私は11才、神奈川県平塚市にいて、国民学校5年生だった。
その年の多分7月ごろ、平塚市はアメリカのB29による爆撃を受け、焼夷弾のため自宅は全焼した。
そのとき、父は軍隊で外地におり、母は子供らを抱えて、火災に水を掛けたが、なすすべもなかったのだ。
広島には、原爆死没者慰霊碑があって、今、31万9千人の名前が記録されているといいます。
原爆の投下は遠い昔のことですが、今日の天気は快晴、無風、酷暑の日なのです。
そういう記念の日なので、外出もせず、ひたすら家に引きこもっております。
日本は、そんな不幸な過去を引き摺っているのです。
じっとしていると、時間が経ち、昔の痛みも少しづつ薄らいでゆきます。
忘れることがあってはならないというのは、人情として納得できます。
でも、人の歴史として、昔のかなたへと、送ってあげることだって意味があると私は思うのです。
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