サンズ・トーク

地に落ちたものづくり日本

新幹線車両の台車の不備(亀裂)で、JR西日本は重大インシデントの汚名を受けるに至った。

川崎重工が造った台車に溶接して貼り付けた鉄板が7ミリ厚必要のところ、4.7ミリまで削って作っていた。
異音がする。金属が焼ける臭いがする。その間に金属のヒビが大きくなって、もう少しで大事故の危機だったという。

JRと川崎重工、当初設計、発注時点でどちらの落ち度が鮮明なのか。
また、JRに納車されたとき、JRはどんな納品検査を行ったのか。

日本は、戦争に負けて、過酷な復興のために先人が一生懸命、工夫し、研鑽しものづくり日本の声価を高めてきたのではないか。
そういう日本製造業の伝統を放棄するような新幹線車両の不備。
これはまことに残念ではないか。

川崎重工の首脳陣は、月給の返上などというお気楽な逃げを打っている。
JRも川崎重工も、もっと根本的に、基本に立ち返って万全の工程をたてなくてはならない。

今回の事例、日本のものづくり地に落ちたと言わざるを得ない。

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