海外からの鉄鋼輸入には25%、アルミ輸入には10%の関税を課すという。
産業・経済はすでにグローバリゼーションが浸透しており、自国の都合で保護主義を志向するには、根本的な隘路があると思うんだが、どんなものだろうか。
USAが海外から買っている鉄鋼・アルミは、これから先、関税がかかるから割高となる。
アメリカ国内の需要家は割高な原材料を買うことになり、製品も値上がりするのではないか。
そうなると、アメリカ国内の需要家は生産拠点を海外に移転させて、利潤を確保したくなるのではないか。
トランプ政権の思惑は、鉄鋼・アルミなどは国としての戦略商品であって、輸入に頼ることは安全保障上の弱点になる。
との着想は正しいだろう。
アメリカが欲する鉄鋼・アルミは国内で賄う。
これを成し遂げるには、米国内の産業対策に大きな改革が必要になってくるはずなのだが。
国内でちゃんとやってゆけるものなのだろうか。
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( ユキヤナギ・・・・本文とは関係ありません。)