今場所は、稀勢の里が台頭し、優勝そして横綱へという大方の期待があった。
それでも、終わってみればやはり白鵬だったのだ。
白鵬の相撲を見ると、俊敏、柔軟、先手、闘志で他を圧倒してしまう強さがある。
7~8年も前のことになるか、大相撲の世界では、賭博とか八百長の発覚とかで本場所さえ開けない苦難の時期があった。その頃、白鵬は、一人横綱として大相撲を支えてきたではないか。
今日、連日満員御礼の札がさがり、また、十両や幕内では有力な新鋭関取が続出して活躍する盛況があるのは、白鵬が一人よく健闘して角界を支えた事跡があるからである。
そういう白鵬、実力曲がり角かと言われる中でも最強の横綱として優勝された。
テレビのインタビューを見て、柔和な受け答えに相撲取りのきわみが見て取れたのでした。
万歳 白鵬。
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