高齢化が進み、人口増加が一段落すると、人々は居住満足度によって住宅街を評価するようになる。
評価せざるを得なくなってきている。
すると、街の消長は市民が満足できるか否かで格差がでてくるのは必至になってくるのだ。
首都圏でも、吉祥寺がいいとか、下北沢はどうとか、話題になってくるのだ。
居住満足度とはどんなものか。
お買い物満足度。
勤務できるところがあるかどうか。
通勤アクセスがいいか。
子弟の教育、子育て、保育環境はどうか。
医療環境が整っているか。
街の将来に夢がもてるか。
そういうもろもろの要素を、住民が判断し、選択して住むところを決めるようになる。
そういう市民の判断や行動によって、人気のある町は栄え、そうでない街は過疎になって、老人のみのエリアになってしまう。
市は、町は人々の判断次第で、人口の増える街、過疎になって社会保障費負担が増大する街に分かれてくるのである。
地方公共団体は、大競争時代に突入している。優勝劣敗、競争に負けた市や町からは生産年齢人口が逃げ出し、過疎が進み、地方財政が悪化してしまうのだ。
第二第三の夕張市がでてくるのだ。
だから、市の市長、行政組織は、若者が喜んで居つく街づくりに心血を注がなければならない。
とにかく、今、もう街の魅力確保のため、必死になって街の活性化をしなくてはならぬ。
そういう時期なのだ。
佐倉ふるさと広場のチューリップ。
最新の画像もっと見る
最近の「時の話題」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事