そのふるまいや内容をつぶさに見たけれど、きちんとした、説得力ある態度には感銘させられた。
豊洲市場問題をはじめとして、オリンピックへの取り組み、それと、都の行政の現状は都民に信頼されていない。これを関係者全員で改革してゆかねばならない。しっとりとした、過不足ない演説で、これには議場からひとつのヤジも飛ばなかった。
全改革との旗印であるが、大阪の橋元さんのあえて敵を作り、それをけんか腰で論破してゆくというようなストレス戦術ではなく、都民目線、納税者目線という論議には、それこそ誰も逆らいようがないのだった。
都知事が中心になって、難問題の数々を関係部署と協調路線で進めてゆきたい。
また、復興五輪という趣旨が忘れられている。仙台の立派な施設にボート競技などを持って行く。それにより、膨大な予算超過を少しでも抑え、東北にも喜ばれる。
これは、都知事が議会での発言であってみれば、コンパクトな五輪を目指すべき時に最もふさわしい言及である。
これら小池さんの態度、方針は、政治問題のなかでも近来出色の力量、指導力を見た思いがして、惜しみなく快哉を叫びたい。
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