1961年(昭和36年)この年の世界の人口は30億だった。
日本は敗戦後16年目で高度成長期だった。ソ連では宇宙船でガガーリンが宙を飛んだ。
1998年(平成10年)長野オリンピックの年、山一證券などが破たんした。
この年、世界の人口は60億と27年前の2倍に増えたのだ。
27年で倍。すごい増え方なのだ。
そして、今年は世界人口は73億と推計されるのだという。
開発途上国、アフリカやインド、南米などでの人口急増が凄いという。
先進国の医療水準の改善が著しく、発展途上国に伝播していることが大きい。
だけれども、その裏では、世の中のひずみから生命が絶たれる事象もあらわになってきつつある。
宗教のせめぎあい、民族紛争の激化が諸所ほうぼうで繰り広げられてきている。
テロの多発、クーデターや難民の漂流、理不尽な殺戮も多くなっているではないか。
自らの生存を目標として、他の存在を抹殺しようとする。
生き物は、増えすぎると食べ物を巡って争うようになり、はては共食いになることもある。
人間だって、増えすぎると、生存を賭けて敵を殺したり、食ったりする本性を隠し持っているかのごとくに思えてならない。
とても、憂慮すべきことなのだ。
(秋のお彼岸の話題としては、殺伐としているが。)
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