平安時代の宮中行事が由来とされる書き初めは、年明けに初めて毛筆で文字や絵をかく行事。
小中学生にとっては冬休みの宿題のひとつのようになっていますが、さんあいでは対象児童全員が交流ホールに集まって行います。ご指導に来て下さるご近所の先生の前では凛とした空気が漂います。普段は騒がしい子たちもいつもとは違う顔を見せてくれます。
小学生でもタブレットを使って、手で字を書く機会が減りそうな昨今、心をこめて字をしたためるこの行事はなくなって欲しくないと思います。
嫌いな人も多い蛇ですが、今年の干支です。
蛇は脱皮をしながら成長する生き物なので、再生や成長の象徴であるともされています。
旧約聖書創世記では、蛇は人をだます悪のイメージで描かれている一方、新約聖書では、キリストの復活の話しに用いられたり、賢いものの象徴としても描かれています。
学年が上がるごとに課題のレベルも上がります。それに合わせてしっかりとした字を書いている姿からも成長を感じることができます。
子どもたちが心をこめて書いた字を見ながら、何事にも強い決意をもって取り組もうと思いを新たにしました。