黒澤映画の「天国と地獄」巡りももいよいよクライマックス。ここ横浜伊勢佐木町は誘拐犯が共犯者殺害のために高濃度の麻薬を入手するシーンとして使われました。昭和38年頃は横浜最大の歓楽街。今は人の流れはみなとみらい地区や中華街、横浜西口に向いています。写真はJR関内駅から直ぐ近くの伊勢佐木商店街の入り口。右奥にある「松坂屋」デパートは、10月に144年の歴史を残して閉店します。
映画では、享楽的な歓楽街、麻薬の巣窟として描かれていますが、この周辺は、今でも享楽的な街の片鱗が残っています。かつてはオウム真理教のアジトもありました。この街で、刑事達が扮装して誘拐犯を追跡するシーンは独特の雰囲気があります。この映画は、NHKBS2で、10月18日(土)午後9時から放映されます。
「天国と地獄」一連のこのブログを見て、映画を鑑賞してみて下さい。きっと、面白さ倍増です。倍増しなかった時はごめんなさい。右上に、この周辺の写真を掲載しています。
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