そう言えば中山美穂をスクリーンで観たことなかったと、この機会に。
来週だとまた上映状況が変わってしまいそうなので雨の日の今日鑑賞。
誕生日クーポン使用でムービックスで観ようと思ったらさいたまでしか上映してない。さいたまだと交通費で足が出るのでTOHOシネマズ日比谷を選択。
座席は入口付近、真ん中くらいの右端。上映時間長いのでいざとなったらすぐトイレ行けるように。
大きなスクリーンなのに客6,7割入ってたんじゃないかな。上映館少ないのと雨ってのもあったかな。
幕間で福本莉子ちゃんが「鳥だ飛行機だスーパーマンだ」と言った。
久しぶりに聞いたフレーズ。昭和では一般常識だけど、今も普通に知られてるのかな。
※入口にチラシ貼ってなかった〜。入場開始の掲示板写真に撮ればよかった。
「Love Letter」は何度となくDVD買おうと思いながら機会なく、今回のスクリーンで初鑑賞。おかげで完全に新作映画を巨大スクリーンで観られた形となった。
以下、一応ネタバレありで。
スクリーンの中山美穂(渡辺博子)にテンション上がった。
セリフ回しはなんか猫被った感じ。
ほどなく理由がわかった。もう一人中山美穂がいた!
そっち(藤井樹)はいつもの声色の中山美穂だった。
一人二役、昔聞いたことあるかもだけど、すっかり忘れてたおかげで意外性を楽しめた。
二人ともショート。どっちかヅラにする選択肢もあったかもしれないけど、両方ショートだからこそタクシーの運転手さんもすぐ似てるってわかったし、それが納得できるし、いい演出だったよね。
序盤?前半?は藤井樹の謎。
後半?は中学時代の藤井樹を博子と手紙で共有。
シンプルでわかりやすい、映画らしい映画ですごく良かった。
いつまで風邪引いてるんだよ、も終盤に利いてきたし。
博子も樹もそれぞれ中山美穂らしい演技が満喫できて、コミカルなセリフとか、これぞ中山美穂だよな〜と改めて噛み締められたし。
デビュー当時の酒井美紀もタイムスリップしたような錯覚に陥った。全然違和感なくて、今の日本にこの酒井美紀がいるように思えられたんだよね〜。
一目惚れ虚偽疑惑に揺れる博子も、秋葉の思いも、博子との交わりをキッカケに樹の死を思いがけず知ったり、樹の思いに気づいたりできた樹も、それぞれ感情移入できて楽しめた。
今だったらグーグルマップで一瞬に問題解決だし、デカいインスタントカメラ送らなくでも画像スマホで共有できるし、メールじゃなく手紙で、でも樹がワープロ使いだから初期は筆跡で判明することもなく…当時ならではの道具建も良かったね。
2025年の今、大きなスクリーンで中山美穂の見た目は演技を楽しめて、この時間だけは30年前に遡った気分でいい時間が過ごせた。
返す返すもご本人が今いないなんて…きっとこの上映を観た多くの人が博子が山に向かって叫ぶ先に中山美穂本人を想ったのではないだろうか…
後輩の図書委員グループに林美恵いたんだ。DVDでも買って確認しようかな。