ホテルマンが手配してくれたPrivate Taxiでホテルを21時に出発 ちょうど1時間で空港に着いた。 Taxiの運転手はスピードも出さず、昨日の運転手とは様変わり、 車も新車でとても気持ちよかった。
しかし、その後が大変なことがあった
空港ターミナルビルへの入り口で大きな荷物を抱えた客で長蛇の列 (ここは1箇所しかなく 全ての荷物の保安検査)
ターミナルビルへ入ってから、今度はまた 2箇所しかない、税関の検査の列
とりあえず、それをクリアして今度は 航空会社のチェックインの列 私は幸い短い列ですぐチェックイン手続きは終わった
問題はその後である
イミグレーション(出国審査)へのルートを聞くと、あそこへ並んでいる列に並べとの指示 イミグレーションのゲートへの入り口でこれまた長蛇の列である
何事が起こったのだろうと不安に思いながらも並ぶしかない、、、、
ようやくゲート前に入ったが、そこは大混雑を通り越した混乱である。列などあったものではない、 乗客が係員のデスクにパスポートを我先に出すが、係員はそ知らぬ顔でのんびりと作業を進めている。まじめに後ろに並んでいたら全然足を進めることさえできない。 一歩でも一寸でも先へ進もうとするがそれさえできない。
一部乗客と係員との口論や乗客同士で言い争いが発生するなど、一発触発の雰囲気である 搭乗時刻は刻々と迫るが列は全然進まない。
私は出国手続きの列に立ったまま並ぶこと2時間半 ようやくパスポートに出国印を押してもらったときは、もうとっくに出発時刻を数十分過ぎていた。
周囲の人に聞いたことだが、イミグレーションの担当者たち(スリランカの国家公務員)がストライキを起こしたのだそうだ。 公務員がストをできるとは、もう驚くやらあきれるやら、しかも対応する上司も何の手も施さず、混乱のまま放置して、時間ばかりたってしまった。
夜間帯に出発する便は軒並み全便1時間以上遅れてしまった
シンガポールで乗り継ぎする人も乗り継ぎができない人たちが大勢発生してしまったようだ。 幸い、私の乗り継ぎ便は夜行便を選択していたのでその心配は免れた。
それにしても、スリランカ国の対応にはあきれてものが言えない。 大勢の外国人に対して物凄く悪い印象を与えてしまったことは間違いない。
私も、もう2度とスリランカへは行きたくないとおもったほどだ。
3時間余のフライトを終えて到着したシンガポールのチャンギ空港 その対応は雲泥の差がある。 乗り継ぎ時間を利用して無料の市内観光まで提供してくれる。手取り足取りサービスしてくれている。