愛犬ぴょんさんの話です。
私は15歳になるダックスフントのぴょんさんと暮らしていました。
そう暮らしていました。
5/30の夜に亡くなりました。
急に食欲が無くなり、病院へ行きました。
いただいてきた缶詰を口に塗りシリンジで水を入れてあげたり。
うんちしたら真っ黒…。
そして鉄のにおい。
下血でしたね。
2回目の時に、お風呂でお尻を洗って横にさせた途端、足をつっぱり舌が出て、もうそれは白くなっていました。
心臓はまだ動いてました。
体を必死に摩りましたが、もう動かなくなりました。
その後、タオルに包んで抱っこしていつもの散歩コースを歩いて来ました。
肌寒かったです。
その晩も一緒に寝て、起きてから葬儀屋さんが来る10時までずっと抱っこしてました。
ほんの数日前まで私がお風呂から出るとドアの向こうで待ってたり。
帰宅してただいま、と言えば耳が遠くなって聞こえにくくなってても近くで呼んであげれば出てきて。
寝る時は一緒。
まずは私の左脇に入ってお尻むけて。
仕方ないです。
亡くなった時すぐに彼に電話をしてからも大泣き。
でも、私の腕の中で亡くなったので良かった。
一人きりで息を引き取ってたら…。
本当によかった。
葬儀屋さんもとても優しくて。
亡くなる2週間前の元気な時の写真と小さくなって帰ってきたぴょんさん。
元々ベタベタする子ではなかったので、まだその辺で寝てるようです。
今はまだ出かけても、早く帰らなきゃって気持ちになります。
ご飯食べる時にぴょんさんにも何かあげてますが、もう何も気にせずあげてもいいでしょうけど
チョコレートはやめとこう
これはナッツ入りだ
と選んでます。
亡くなって1週間が経とうとしています。
5回の引っ越しを一緒にしました。
今度はぴょんさんが1人で、亡くなった実家の愛犬、父、義父の待つところへ引越ししました。
お骨の一部をキーホルダーに入れて持ち歩くことにしました。
抱っこしてる時の毛の気持ちよさ、体温、におい。
まだまだ立ち直れませんが、いい思い出に少しずつ変わっていくでしょう。
戸惑いや悲しい気持ちを否定せず受け入れる努力をしている最中です。
後悔はしてません。
うちの子になってからずっといつ亡くなってもいいように毎日覚悟して過ごして来ましたから。
もういないんですよね。
冬になったら、ぴょんさんいないだけで、あんな小さい存在なのに室温が下がることを肌で感じることになるでしょう。
ぴょんさん、ありがとう。
お母さんは幸せだったよ。
2人で楽しかったね。