羽生くんの写真集、それぞれの特徴。それぞれの素晴らしさ。

2020-06-22 13:33:02 | 解説・本・雑誌・写真集

なかなか痩せないので炭酸水を飲んでお腹を満たそうとしているサラ枕ですこんにちはそして夜6時以降は何も食べず、炭酸水だけ摂取しようと試みましたが3日で挫折したサラ枕です…

 

そんな何事にも三日坊主のダメ人間サラ枕が、3冊の写真集についてそれぞれの特徴をアピール?したいと思います

 

私は今日初めて3冊を同時にざっくりじっくり見た。その時にこの3冊の個性の違いがとてもよくわかったのであります

しかし、今はまだ写真一枚一枚をじっくり見る段階には至っていない。そんな詳しい感想もいつか書きたいという野望はある。

 

今日は写真集を最初から最後まで割とじっくりだがざっと見て感じた印象を書きます。

つまり、写真集全体から漂う雰囲気や、私が勝手に感じて受け取った主張についてであります

 

私は人間として三日坊主のダメ人間でありますが、羽生くんファンとしては3~4級レベルです。特に写真集に関しては初級レベルです。つまり、今まで私は写真集にあまり食いつかないタイプのファンでしたので、今ままで発売された羽生くんのすべての写真集を持っている訳ではないのであります。

従って、過去の写真集の歴史を踏まえて語れる立場の人間ではない。

まずその点について自己紹介させていただきます

 

そんな人間が今回は同じような時期に発売された3冊の写真集を迷うことなく購入した。

 

なぜであろうか????

私はそのきっかけはスポーツ報知の写真集だと思っている。つまり、写真集初参戦したチームである。私はこの報知の記者さんである高木さんとカメラマンの矢口さんに対して尊敬レベルの信頼感をおいている。

そんな方々が出版する写真集がどんな内容になるか?単純に純粋に興味が湧いたのであります!!!!

それが呼び水となり、報知を買うなら日ごろから羽生くんをリスペクトしてくれているスポニチさんの写真集も買わなければ失礼になる!また、それなら田中さんのを買わないのはもっと失礼である!!!

そして、羽生くん公認の公式の出版物は羽生くんの利益にもなるので尚更である。

 

※利益と言えば、最近フランスの雑誌社が選手側の許可なく、選手の写真や写真を使ったグッズで誘惑してクラウドファンディングを募集していたのが問題になってネットニュースにもなっていましたね

サラ枕は募集していたのは知っていましたが、もちろん怪しいと思って静観していました。実際、羽生くんファンで参加していた人は少なかったですよね…これは過去に色々あった羽生くんファンだからですよね…そして大スター羽生結弦のファンとして安易に何でも飛びつかない。そういう人が増えているんでしょう。だからといって、これに出資したファンの方々を責めたり馬鹿にするような事は言いたくないですが。一部を除いて…この一部の人々(羽生くんファンではないです)に関しては濁流になってしまうのでまた別途濁流記事の時に書きたいです

 

3冊の写真集の話に戻りますが、

まずは私が今回購入するきっかけとなったチーム報知の写真集。『羽生結弦 2019-2020』

これを一口で紹介するなら「羽生くんの孤高の世界を感じる事が出来る。また、羽生くんと自分だけの一対一の世界に浸れる芸術作品集」である。

この写真達は全て羽生くんにだけ焦点を当てている。時々他者も映り込んでいるが完全なる脇役でありこちらの目には入ってこない。入ってくるのは羽生くんのみである。この写真集を見るこちら側には羽生くんしか見えない。だからこそ、羽生くんの孤独感がとても伝わってきて胸を打つ。

また、余分な情報が無い。ページに余白があるように、心にも余白を残してくれる。これを見る自分は自分だけの思い出の記憶とつなげてこれらの写真を見て感動に浸ることができる。

まるでこの世にいるのは羽生くんと自分だけ。そんな気分になる。

その上写真集自体の構成が美術館の図録のようであるから、まるで美術館の中の椅子で図録をめくっているような感覚になる。気軽に手に持ってページをパラパラめくれない重量感もそう感じさせる。

時々挟まれる高木さんのコメントも図録に載っている芸術品の名作の紹介文のようである。控えめである。

写真家の矢口さんはこの写真集を作品と呼んでいたが、まさに二重の芸術作品になっている。写真自体も芸術作品であるが、写真集自体も芸術作品になっている。

私が特に感動したのは余白の色である。この写真集が図録に見えるのは余白のせいもあると思うのだが、試合の写真など大体の余白の色は白であるが、エキシの写真のページは実際の照明に合わせて余白も黒になっている。私はそんなこだわりにまず感動しました。

ということで、矢口さんのこだわりや高木さんの言葉、そして写真1枚1枚に込められた思いなど、まだまだ語るべき事はありますが一旦これで…チーム報知には今回だけでなく、また写真集を出してほしい。心からそう願うのであります!!

※内容を若干修正しました(6/23午前)

 

次はスポニチさん

『YUZU'LL BE BACK II 羽生結弦写真集2019~2020 (Dancin'on The Edge3) 』

これを一口で紹介するなら「芸術作品を見ながら具体的な思い出が蘇る走馬灯のような写真集!痒いところに手が届いている写真集!」

芸術的でこだわりの写真を撮る神と呼ばれる小海途さんと、芸術よりはスポーツ担当としての目線が大きい長久保さんのせめぎ合いの写真集である。

と、勝手に受け取っているサラ枕でありますつまり、変な表現をすれば「ごった煮」な写真集。だがそれが良いのである。

スポーツ新聞としての主張と芸術的な作品が同居する写真集である。ただ写真が載っている訳ではない。当時の記事やインタも載っていたり、当時話題になっていた場面も写真としてきっちり残してくれている。ジャンプの連続写真もあるし、まさに痒い所に手が届いている写真集である。

この写真集の表紙は圧倒的に芸術である。なんと美しい羽生くんよ!!!そしてページを開いてまず目に飛び込むのも「美しく儚い羽生くん」である。これはまさに小海途さんのこだわりの一枚。

と思って次のページをめくると!オータムでハビちゃんと再会し、まさにハグをしようとする羽生くんの笑顔が飛び込んできて、しかも羽生くんの目が潤んでいるように見えて、もう、その瞬間グッとくる

もう、これだけで買ってよかったと思えた。

この一冊があれば1シーズンの出来事が勝手に走馬灯となって蘇る。有難い一冊であります

 

 

最後は田中さんの写真集!

『羽生結弦 SEASON PHOTOBOOK 2019-2020』

わたくしのような写真集新参者が田中さんのこの写真集を一口で紹介してよいのかわからないけど一口で紹介するなら「家族アルバムを見ているような親近感。そして特別感のある写真集」

 

こちらはカメラマンさんが田中さんということで、羽生くんがカメラ目線の写真が沢山あるし、その時点で他の2冊とは一線を画している。

カメラ目線の写真ということで、家族のスナップ写真を見ているような感覚になる。自分は羽生くんを見守る母?おばさん?親戚のおばさん?のような目線で見ているような気がする。

だからか、羽生くんのお母様の影をすごく感じる。つまり、アップになった衣装や練習着を見るたびに「毛玉も糸くずもついていない。いつも何でも綺麗に保っている羽生くんのお母様の素晴らしさよ!」とか。そんなことをいちいち感じてしまう!!

他の写真集には無いFaoiの写真があるのも特別感がありますね!

そして何と言っても!巻末にある127ページにある!!!羽生くんの直筆メッセージよ…

もう、これだけで充分である

これは羽生くんとファンのコネクトページである!!!!

だからこの写真集は特別なのである。

 

 

ということで、今回はそれぞれの写真集のじっくりながらざっくりとした全体的な感想を、アピール?という形で書いてみました

更に細かい写真の感想など、書けるものなら書きたいのだが…果たして書けるであろうか????それは誰にもわからない。サラ枕自身にも…

 

では、また

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4 コメント

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やっぱり握手したい! (レモンパイ)
2020-06-22 16:15:41
サラ枕さんとほゞ同意同感なレモンパイです!♪
田中さんのは極上の家族アルバム(*´ω`*)
スポニチさんは、そうそう!そうなのです。
羽生くんの「美」を追求する芸術家小海途カメラマンと、スポーツ報道カメラ部ぶちょーのせめぎ合い、ちょっとしたごった煮感(;'∀')
しかしそれがいい。一枚一枚の写真の作品としての完成度と申しましょうか、芸術性は、さすがと唸りまくりました。
そして、報知さん、矢口さんの拘りが隅々まで感じられる写真集としての完成度が凄い。
全編一分の隅もなくアスリート羽生結弦の今シーズンへのオマージュで成り立っている。んですよね😊
全てが枠取りのある中で一枚だけないのがあるって、気づきました?
ツイッターに書いている方がいて、それにも、スゴイ!と思いましたが、矢口さんの返しが「競技の最後の写真で羽生選手がどこまでも行けるように枠を取り払ったんですよ」と。震えました。号泣でした。
返信する
Unknown (sarah_mcla)
2020-06-23 10:28:07
レモンパイさん、コメントありがとうございます!
おおおおお同士ということで嬉しいです♪
(報知さんの感想、どうしても修正したいところが出てきたので修正しました大意は同じです)

スポニチさんはぶちょーさんの泥臭さ?と小海途さんの美しい写真のコントラストがまた良い味をだしていますよね♪

そして報知の矢口さんのこだわり!その枠取りが無い写真?について、矢口さんのTwitterで最初見ましたが、そのファンとのやり取りが文字だけでは最初理解できませんでしたが(専門用語が理解できなかった
それについては自分では勿論気づきませんでしたが
しかし、そんなマニアックで愛のあるこだわりが他にもきっとあるに違いない矢口さんのこだわりと愛に、職人魂とプロとしてのプライドも感じ、とても感銘を受けました!

一流は一流を呼ぶ。まさにそんな瞬間を我々は何度目撃したでしょう。
羽生くんには感謝しかないです
返信する
Unknown (練馬)
2020-06-27 09:49:18
今さらですが、私もサラ枕さんの感想に同意です~!ほんとそのとおりです!
サラ枕さんは昨年のYUZU'LL BE BACKを買いましたか?
私も正直、写真には興味ありませんでしたが、昨年のYUZU....で写真集の良さに目覚めました!写真集で泣いたのは生まれて初めてでした。
そして今年は矢口さん写真集に号泣でした。
サラ枕さんと同じく、私もGPFが一番つらい記憶です。でも矢口さんの写真集でそのGPF部分を見るとあの当時の気持ちがよみがえり苦しいながらも、一方で羽生くんの美しさに感動します。GPFの羽生くんは本当に本当に美しいです。徹頭徹尾、ひとりでINした時からSPの激おこキスクラ、スワンまで。
矢口さん写真集は全編通して羽生くんのアスリートとしてだけでなく、人間的な美しさも浮き彫りにしてくれてるなあと感じましたねっ。
サラ枕さん推しの高木さんの文章もすごく良かったですね。
写真集を見ているとシーズンが正常に開幕してくれることを祈らずにいられません。。。
返信する
Unknown (sarah_mcla)
2020-06-28 07:26:38
練馬さん、こちらにもコメントありがとうございます♪
恥ずかしながら私が写真集に目覚めたのは今回からなので、前回のYUZU'LL BE BACKは購入していません…しかし、今後過去の写真集を集めたいと思っております

そしてGPFの記憶…練馬さんに同意!あの時の羽生くんの美しさよ
私はこの記事でまだ一枚一枚ちゃんと見てないと書きましたが、最初に報知の写真集を開いた時、矢口さんが撮ったGPFのスワンの写真に涙しました
矢口さんの写真からは私は羽生くんの心が直接伝わってくるような気がしました…

高木さんは羽生くんのことを物凄く理解してくれているので、あのような文章になるのでしょう…そしてそれはファンに伝わりますよね!

写真集で試合の写真を見ると、We miss 試合達になりますよね…なんとか開催できればいいのですが…とにかく羽生くんの演技が観れないは膨大なる損失であります!!!
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