僕は仲間と共に人生初の富士登山に挑んでいた。
5合目から出発し
高山病にならない為にと一歩一歩、ゆっくりと登っていた。
出発して数時間後、7合目にある山小屋『トモエ館』がやっと見えた時だった
そこにその人達はいた。
トモエ館まで直線距離にして、約50メートルの所にある岩場に腰を下ろす二人。
『こんにちわ~』
笑顔120%で挨拶をする僕等。
ニコッと笑い、暖かいほほ笑みと
『こんにちわ』を返してくれた二人。
一度は、その二人を追い越しトモエ館まで駆け登った僕等。
しかし
僕は何故だか二人の事が気になった……
そう思った時には
体が勝手に、今来た道を引き返していた。
すると目に飛び込んできた光景に、一瞬体が固まる
『……えっ。嘘でしょ…………うわぁぁ~~~』
僕は泣き叫んび
今来た道を全力で駆け下りた。
つづく
5合目から出発し
高山病にならない為にと一歩一歩、ゆっくりと登っていた。
出発して数時間後、7合目にある山小屋『トモエ館』がやっと見えた時だった
そこにその人達はいた。
トモエ館まで直線距離にして、約50メートルの所にある岩場に腰を下ろす二人。
『こんにちわ~』
笑顔120%で挨拶をする僕等。
ニコッと笑い、暖かいほほ笑みと
『こんにちわ』を返してくれた二人。
一度は、その二人を追い越しトモエ館まで駆け登った僕等。
しかし
僕は何故だか二人の事が気になった……
そう思った時には
体が勝手に、今来た道を引き返していた。
すると目に飛び込んできた光景に、一瞬体が固まる
『……えっ。嘘でしょ…………うわぁぁ~~~』
僕は泣き叫んび
今来た道を全力で駆け下りた。
つづく