こんにちは、サラの苑です。
熊本では連日の真夏日が続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
酷暑に伴い、熱中症のニュースもよく見聞きします。
水分、塩分の補給、また、屋内においても
エアコンの適宜適切な使用を心がけ、
事故のないよう、暑い夏を乗り切りましょう。
さて、本日は本藏院住職による
『仏さまの種まき』をお届けいたします。
”もし自信をなくして
くじけそうになったら
いい事だけを 思い出せ アンパンマン体操より”
この世の中で生きていると、どうしようもなく
辛くなったり、堪え切れなくなったりするものです。
この世は、良い事だけではなくむしろ自分の思い通りに
ならないことほうが多いのです。それを仏教では、
求不得苦(ぐふとっく)…「求めている物が手に入らない苦しみ」、
怨憎会苦(おんぞうえく)…「嫌いな人にも会わなければならない苦しみ」と
言ったように、人には様々な苦しみがあります。
でも、この歌のように、くじけそうになったらいい事だけ、いい事だけを
思いだして前向いて元気に歩いて行くのです。
そうしているうちに、次第に自信も取り戻していき、
また力と智慧が沸いてくるものです。
お孫さんや子どもさんとお話しする時、また困っている人を見かけたら、
この言葉を思い出してみて下さい。