2022年度も食育体験シリーズは、外遊び活動の落ち着いた10月後半から、元気にスタートしています!
『牛乳🥛、卵🥚、チーズ🧀、お肉🥩、お味噌汁…食卓に並んでいるものは、どこでどうやって誰が作っているのか、どこから来たのか… 』体験して考えるシリーズです!
10月に行った卵拾い体験、
11月3日に行った搾乳&チーズ作り体験の様子を、簡単に振り返りまーす!
最後に、11月23日の『牛の一生を見てみよう』の案内もありますよー
まずは10月23日、サロベツの北の方、稚内の南の方に位置する“勇知”地区にある平飼い卵の“カヤニファーム”さんにて、『鶏さんから卵🥚』を体感する食育体験です。
毎年大人気で、もう行ったことない人いないんではないかな~と思ったけれど、今年も初めて!の方にもご参加いただきました‼
理由「鶏は牛より小さいし、卵は大好き!」ということで、小さいお子さんが参加しやすいのですね~
雨が降りそうなお天気の中、それでも10組の親子さんが参加してくれました~。
場長の香織さんのご挨拶。
それから鶏舎の中へ入って行きます。
今は数を減らしているので、隣の鶏舎から見ましたよー。
お家でも飼っている小学生は、上手に抱っこしていました。
純国産の“モミジ”という種類のニワトリさんが、できるだけ自然に近い環境で育てられています。
見ているそばから、どんどん鶏舎の隅でたまご産んでいました!
(これは若鶏ならではです。だんだん決められた場所で産むようになりますよー)
香織さんが見せてくれましたが、大きさも色もバラバラなことに気がつきました。
さて、鶏さんのこと見たので、ここからは、鶏さんにご飯をあげましょう。
…といっても、鶏さんが一番喜ぶエサは、みんなで集めてくるのです。
そう、ミミズ!みんな一生懸命集めました!!
集めたミミズと葉っぱ、小学生も小さい子もママも、みんなであげました。
鶏さんのおなかを満たすのって大変ですね~。
でも嬉しそうな鶏さんを見て、頑張った甲斐がありました。
美味しい卵、産んでくれるかな~
いよいよ、卵ひろい体験です。
ドキドキしながら、細い通路を進んでいったところに箱があって…
うわ~あったー!
割らないように、そーっとそーっと拾います。
小学生も!
こんなふうにポトンポトンと落ちていますよ。
雨だったので、外の小屋のところでまとめのお話をしました。
卵のおかあさんは誰だ~?とか簡単なクイズをしてのですが、
卵を拾った感想をみんなに聞いたら、
2才の女の子が、「なんか、なんかー、ついてた!」と、普段スーパーで買ってくるのとは違って、汚れがついていたことに気付いたり、
もちろん産みたての卵を触れた子は「あったかかった」と。
みんなが感想を言ってくれて、嬉しかったです。
1羽のめんどりが生む卵は1日にだいたい1個。
今は100羽しかいないので、1日100個しか生まれない貴重な卵を、今日は1家庭4個ずつ分けてもらいました。
大事に扱っています。
小さい子が多く、寒かったのでほとんどの子たちはお家に持ち帰って食べましたが、
小学生はその場で土鍋ご飯を炊いて、もちのろん!『TKG』こと卵かけご飯でたべましたー。
即席スープを添えて…
カヤニの鶏さんはトウモロコシなどの配合飼料でなく、昆布と鮭とご飯!を食べているので、
卵の色が白いのです!!
早く食べたーい!いただきます
ママたちでチャチャっと作ったみそ汁と、Mママが持ってきてくれたぬか漬けと卵かけ。絶品!
あったまる~!
寒いので、七輪で温まりながら…(デザートに餅(笑))
途中すごい雨でしたが気にせず遊んだ小学生たち。
最後に敷地内の川に上ってきた鮭を見ることが出来て、また命の尊さに触れることができました。
さて、続いては、月が替わった11月3日文化の日に行われた
こちらも恒例、
『搾乳&チーズづくり体験@北崎農園』でした。
お世話になるのはこちら、北崎農園の伊裕・育子夫妻ですよー
最初に、絵本を借りて、今日はどこへ来たか、何しに来たか、お話しましたー。
乳牛の絵本、おっぱいの所になると、みんなやる気出して、食い入って見てました。
上手に絞るシミュレーションしたりして…
さっそく牛舎です。
「牛を驚かせないように」と簡単なお約束をして、
あと入り口のところにある、ミルクタンクの説明をしてくれました。
中に入ると…
人懐っこい牛さんが近くまでいる牛舎です。
私は3才のAちゃんと歩いていましたが、
「あ、座ってるのいるー」「ぜんぶ黒い牛いるー」といろんなことを発見しながら、怖がることなく歩いていましたよー
小学生は、口の中を見せてもらったりしてました!
子ども目線の写真は楽しいですね。(撮影はEちゃん)
さて、今度は子牛のいる方へ回り…
いよいよ搾乳体験です。
親子さんも…
小学生も…
ちびちゃんも一緒に思い切ってやってみましたよー。
出た~!
「やわらかかった」と、また感想を言ってくれました。
わ~い!
ドキドキした体験のあと、低温殺菌の牛乳ができるまでの15分ほど、
子どもたちはほっとして、思いっきり、ラップサイレージの上で遊んでましたー
昨日絞った生乳を分けていただいて、それを低温殺菌するところが肝心なのです。
63~65℃で30分保つ!
ここは事前に4人の大人に協力してもらって…
いよいよ子どもたちと、初めてのチーズ作りに挑戦です!
まずは分量の材料をしっかり準備するところから…
男の子チームも真剣でした!
そして、牛乳を決まった温度までゆっくりと温めます。
小さい子と小学生のペアでやりました。みんな真剣。
そして、温度が上がったところでお酢と混ぜると見事に分離してきまーす。
固まってきたカードをお湯の中で練って…
お湯を捨てて形を整えたら出来上がりです!
わーい、モッツァレラチーズ(サンモッツァという簡単に作れる種類のチーズです)の出来上がり!
みんなで美味しく
いただきました!
試食テーブルに並んだモッツァレラを、クラッカーに乗せたり、わさび醤油やオリーブオイルやハーブソルトなど…いろんな調味料でいただきました!
なんと、昨日の試作で出たホエー(チーズの成分が抜けた生乳の汁みたいなもの、栄養価が高い!)を練り込んでピザ生地を焼いてきてくれたチーズ担当のKさんの、
ピザ!
それも七輪でー!!
言わずもがな、美味しかったです!
言わずもがな、美味しかったです!
ホエーを使ったシフォンケーキも絶品でしたよー!!
そんなわけで、2つの食育体験が終わったところで、
次のイベントの案内です‼️
次は、11月23日、勤労感謝の日、
問寒別にあるラララ牧場に、秘境牛というこれからお肉になる牛に会いに行くツアーです。
これはさろママ食育体験6年目で初めて、食卓に並ぶ『お肉』について考えてみる体験です。
これまで何度も、搾乳体験をさせてもらってきた私たちですが、私は、おっぱいいっぱい出してくれたお母さん牛のその後について、恥ずかしながらあんまり考えたことがなかったのです。
そんな時に、夏のネイチャーゲーム体験会に、ラララ牧場の荒さん親子が参加してくれて…、
そのホームページを見て、わぁー何度もあかちゃん生んでおっぱい出したお母さん牛をお肉として肥育して無駄なく、みんなに美味しく食べてもらう、それは素敵なコンセプトだなーって思ったのです。
ラララ牧場さんのホームページはこちら↓
ホームページに書いてある通り、食育事業を積極的に行っているラララ牧場さん、急なお願いでしたが快諾してくれて、さろママの食育体験シリーズに加わることとなりました!
なので、昨日下見に行ってきましたよー。
問寒別駅から車で5分くらいのところにあるラララ牧場。
可愛いペイントが迎えてくれました!
最初に子牛を見たあと、
広ーい牛舎におねえさん牛たちがのびのび。
最後にお肉になる牛に会いましたが、
人懐っこくて甘えん坊さんでした!
(秘境牛はこの並びにいます)
地元の小学生の食育体験を受け入れているということで、
体験プログラムがちゃんと出来ていて、体験カードを持って、
『子牛→おねえさん牛→お母さん牛→その後の牛』
という順に、育成のお手伝いをしていくものです。
お手伝いミッションをクリアすると、ある文字が現れ、
それを繋げると最後に大事な言葉が現れるという、子どもたちが興味を持って楽しめる体験プログラム!これは楽しい。
最後のお肉のところは、
なんと、秘境牛のお肉を食べながら…
食べるところまでが実体験ということで、子どもたちはそこまで無料でやってくれるのです。(大人の人は、食事代別途徴収します)
秘境牛さんのビーフシチューは本当に美味しいのですよ、じゅる~。
そんな楽しみな秘境牛体験は、
こんなタイトルにしてみましたよー。
『牛の一生を考えよう』
“牛からチーズ”のその先を、一緒に体験してみましょー!
幼児から小中学生の親子さんまで。
定員10組です。
☆11月23日(水)10時~13時(昼食を食べてから解散です)
☆問寒別ラララ牧場
☆参加費1人100円(保険料のみ)、大人の人は昼食代800円別途
☆汚れてもいい、温かい服装で。
☆見学のルート(行程)が長目なので、小学生以上推奨ですが、親子で参加してみたいという人は幼児さんからご相談ください。
★お申し込みは、11/20(日)まで
メールsaromama☆outlook.jp嶋崎まで。
よろしくお願いしまーす☺️
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