みなさん、大変お待たせしました!
サロベツにも、春、来てますよー!!
ミズバショウが咲き乱れ(写真は兜沼公園)
渡り鳥の大群が原野を渡る!
そんなサロベツ湿原、今春最初の木道観察会が、5/5に行われます!
あ~湿原の、ミクロの春探し、楽しみすぎるーぅ!
え~どうやって楽しめばいいのか!って?
あかちゃんと木道あるきって、どんな感じなの?
ではでは、我らがナリボウに、木道散策の楽しみ方を教えてもらいましょうー!
みんな、ついてきてー!!
って、小さいガイドさんが言っています↓
さろママで作った子連れさんのための利用ガイド、あります。
何しろ、車来ないですしー、人もめったに歩いていないので、1才くらいのヨチヨチ歩きから、木の道をトコトコ音をさせながら、安全に歩けるんですよー。
館内も、広々、ほとんど人いなく、どこでもいいから歩きたい1才くらいにはもってこい!!
でもでも、やっぱり特筆すべきは、サロベツ湿原の自然の稀少さ、ですよー!
日本で大きい湿原ベスト3は全部北海道にあって、サロベツは3番目。
有名度で言ったら、釧路湿原にかないませんが、高層湿原の広さで言ったら日本一!!
だから、普通は高~い山の上にしか咲かない花、木が、平地で誰でも見られる木道はここだけ!といってもいいくらいなのですよー。
そういうの、ママたちが知ってたら、子どもたち、ここで育つことを誇りに思うんじゃないかな~⭐
ということで、さろママは2015年の春から、月に一度の湿原あるきの会を開催しています。
対象は、抱っこ紐のあかちゃんとママから…!
子どもにも興味を持ってもらいながら、ママたちには花の名前を覚えてもらうために、フィールドビンゴというオリジナルのシートを持って木道を歩いていきます。
毎月、といっても花のシーズンは短くて、5月~8月までたったの4回ほど。
ぜひ、毎月参加してみてください。
観察会の様子も過去ブログに載っていますので、カテゴリー湿原あるきから、ぜひ見てみてくださいネ!
で、1才の時から、いつも何かを見つけながら、ビンゴをもとに湿原を体感しながら歩いていると、3才になった時どうなるか?
今日はナリボウと歩く木道散策の様子をレポートしてみたいと思います。
まずは、出発前に必ず、木道入り口横にあるホワイトボードをチェック。
ふむふむ、こんな花が咲き始めたのねーとなんとなく場所の見当をつけたり、わからないときはスタッフに聞いたりしてからスタートします。
そうしないと、はっきりいって『何もない!』ってなるのが高層湿原なのです、そのくらい花が小さいのー(>_<)
それを愛でるというマニアックな感情が湧いてくるようになったら、あなたもツウです(^o^)v
今日は、外周と内周の分かれ道のところのワタスゲの花!これを目当てに行きます!
それと、林道の中のミズバショウやリュウキンカ、マニアック対決ならザゼンソウ!
果たして見つけられるかなぁ~?と。
お天気もよく、久しぶりの木道あるき!
ナリボウも張り切っています!!
しゅんせつ船という、かつて湿原で泥炭を掘っていた船のところからスタートです。
お天気がよく、こーんなまっすぐの道、思わず踊ってしまいます♪
ここは、小さいとき『線路の道』と名付けてガタンゴトンと言いながら歩いていました。
1つ目のベンチに到着。
今日のお目当ての花がここらへんにあるはず…
あーありました!
こーんなふうに…えっどれが花かって!?
ズームイン!!(たいしてなってないけど)
これが、春一番の花ワタスゲ。これで満開です。
ワタスゲは、こちらの姿の方が馴染みがあるかなー。
花が終わると、こーんな可愛い綿毛になるのですよー。
ここから外周コースを進んでいきます。
これは、何をしているかというと…
ビンゴに毎回登場する“ふかふか”の湿原を触ってみよう、という体験です。
遠くから見たら、乾いた笹原のように見える湿原、実はとても潤っているのです。
みなさんもぜひ一度、触ってみてほしいですよー!
右側を見れば、こーんな大きな利尻富士。
ヤチヤナギの花が触れるところになかったので、二つ目のベンチにあっという間に到着です。
ここはかつて、最初に出てきたしゅんせつ船が、泥炭を掘っていた跡地。
いつまでも池になって残っています。
夏になるとトンボがたくさん飛んでるところです。
ここで右に折れると、こーんなふうに利尻さんに向かって歩ける道。
私のお気に入りフォトスポットです。
全体的には上の写真のように一面茶色で、今だからこそ見つけられるものを発見する喜び!
これなーんだ!!
湿原のハイシーズンに遊びに来た人なら知ってる、サロベツの名花『エゾカンゾウ』の芽です。
両手を広げてるようで、可愛い~!!
3つ目のベンチにつきました。
だいたいここで、少しお茶を飲んだり写真を撮ったりして休憩します。
4つ目のベンチのあるところで、指差して教えてくれたのはミズバショウのあかちゃんでした。
ハンノキの下、10個くらい。
まだ緑が旺盛にならない今だからできる発見です。
ミズバショウの最初はこんな感じであんまり綺麗じゃないですが、夏の終わりまで葉を大きく大きく伸ばす姿を知っていると、この芽にすごいパワーが蓄えられているのだという力強さを感じます!
これもたぶん出たてのミズバショウ。
周りがしめ飾りみたいになってるのが面白いですねー
「林の中のミズバショウはもうたくさん咲いているのに、湿原のミズバショウはどうして咲いていないんだろうねー?」
って息子に聞いたら、
「んー、風がたくさん吹いてるからかねー」って、結構まともな答えが…。
いつも“なんで”“どうして”って聞いてくる3才児、「どうしてだろうねぇ~」なんて適当に答えておいても、最近では自分で考えた答えも言ってくることが増えてきました。
そんな問答をしながら進んでいくと、
やっとあったよ、ヤチヤナギの花、触れるところ。
これで満開。
ルーペでよーく見ると、これ1つ1つが可愛い花だとわかりますよー!
続いて発見、オサムシ。
カメラを向けている間、動かないでジーっとしていて、撮影が終わったらサササーッと隠れてしまいました(笑)
続いてこれ、わかるかな?
ウサギさんのうん○。
草しか食べてないので無臭で、乾いていて、綺麗ですよー(^_^)
木道の淵にあげてみると、風が強くてコロコロ転がっていくのが楽しくて、しばらく遊んでいました。
そして、湿原あるきのクライマックスというか、子どもたちにとっては、ここに来るとゴールって感じかな。
日本一低い?展望台。
その下には湿原の水が溜まっていて、今の季節はカエルの卵がたーくさん見られます!
すごーい大きさ!!
まだまだ黒い点が小さいけれど、これがオタマジャクシになりカエルになります。
展望台からの眺めはとてもいいですよ!
最後は、湿原とは少し違う光景の林道コースを進みます。
あっガイドさん、「あった!あった!」と叫んでいます。
可愛らしいミズバショウです!
ここにも、ミズバショウのあかちゃんが。
葉っぱがぐるぐる巻きなのが、すごいですねー!
そして次にちびっこガイドさんが見つけたのが、こちら。
わかりますか?ザゼンソウです。
難易度高し!
赤い帽子の中に小さいお坊さんか座っているような花、こちらも春一番の、ジミーな花です。(でもうちの夫の好きな花だそうで…(^-^;)
林の奥にまだいくつかありました!
リュウキンカ(ヤチブキ)の蕾、可愛いですね。
エゾノリュウキンカとミズバショウのコラボが美しいシーズンです。
ニワトコの花も咲いてきました!
昨年のノリウツギの花の残りも青空に映え…
ラストはフキノトウ畑。
これも、あっという間に緑に覆われ見られなくなる光景ですねー!
木道を抜けると、青空に渡り鳥が、おしゃべりしながら飛んでいきました。
そんな木道散策、一緒にどうですか?
まずは、5月5日、おばぱわーと一緒に。
詳細はサロベツ湿原センターホームページより↓
当日参加もOKですので、お子さんの体調やお天気を見て…行ってみようかな!と思ったらぜひ!!
昨年も2組が参加し素敵な春散策を楽しみましたよー
初めての湿原歩きには大人の目が多いのでおすすめです!
⇒昨年の様子
軽食を食べられるレストハウスも連休からオープンです(^o^)v
こんな展示会もやっています!
来月からは、さろママオリジナル湿原あるきも毎月開催です。
自然公園おさんぽ会も、5/10(水)から始めることにしましたよー!
またお知らせしますね!
それでは、みなさん、楽しい連休を~(^^)/
サロベツにいらっしゃる方はぜひ!5/5湿原センターで会いましょー!
ちびっこガイドと共にお待ちしておりまーす!
嶋崎でした。
サロベツにも、春、来てますよー!!
ミズバショウが咲き乱れ(写真は兜沼公園)
渡り鳥の大群が原野を渡る!
そんなサロベツ湿原、今春最初の木道観察会が、5/5に行われます!
あ~湿原の、ミクロの春探し、楽しみすぎるーぅ!
え~どうやって楽しめばいいのか!って?
あかちゃんと木道あるきって、どんな感じなの?
ではでは、我らがナリボウに、木道散策の楽しみ方を教えてもらいましょうー!
みんな、ついてきてー!!
って、小さいガイドさんが言っています↓
さろママで作った子連れさんのための利用ガイド、あります。
何しろ、車来ないですしー、人もめったに歩いていないので、1才くらいのヨチヨチ歩きから、木の道をトコトコ音をさせながら、安全に歩けるんですよー。
館内も、広々、ほとんど人いなく、どこでもいいから歩きたい1才くらいにはもってこい!!
でもでも、やっぱり特筆すべきは、サロベツ湿原の自然の稀少さ、ですよー!
日本で大きい湿原ベスト3は全部北海道にあって、サロベツは3番目。
有名度で言ったら、釧路湿原にかないませんが、高層湿原の広さで言ったら日本一!!
だから、普通は高~い山の上にしか咲かない花、木が、平地で誰でも見られる木道はここだけ!といってもいいくらいなのですよー。
そういうの、ママたちが知ってたら、子どもたち、ここで育つことを誇りに思うんじゃないかな~⭐
ということで、さろママは2015年の春から、月に一度の湿原あるきの会を開催しています。
対象は、抱っこ紐のあかちゃんとママから…!
子どもにも興味を持ってもらいながら、ママたちには花の名前を覚えてもらうために、フィールドビンゴというオリジナルのシートを持って木道を歩いていきます。
毎月、といっても花のシーズンは短くて、5月~8月までたったの4回ほど。
ぜひ、毎月参加してみてください。
観察会の様子も過去ブログに載っていますので、カテゴリー湿原あるきから、ぜひ見てみてくださいネ!
で、1才の時から、いつも何かを見つけながら、ビンゴをもとに湿原を体感しながら歩いていると、3才になった時どうなるか?
今日はナリボウと歩く木道散策の様子をレポートしてみたいと思います。
まずは、出発前に必ず、木道入り口横にあるホワイトボードをチェック。
ふむふむ、こんな花が咲き始めたのねーとなんとなく場所の見当をつけたり、わからないときはスタッフに聞いたりしてからスタートします。
そうしないと、はっきりいって『何もない!』ってなるのが高層湿原なのです、そのくらい花が小さいのー(>_<)
それを愛でるというマニアックな感情が湧いてくるようになったら、あなたもツウです(^o^)v
今日は、外周と内周の分かれ道のところのワタスゲの花!これを目当てに行きます!
それと、林道の中のミズバショウやリュウキンカ、マニアック対決ならザゼンソウ!
果たして見つけられるかなぁ~?と。
お天気もよく、久しぶりの木道あるき!
ナリボウも張り切っています!!
しゅんせつ船という、かつて湿原で泥炭を掘っていた船のところからスタートです。
お天気がよく、こーんなまっすぐの道、思わず踊ってしまいます♪
ここは、小さいとき『線路の道』と名付けてガタンゴトンと言いながら歩いていました。
1つ目のベンチに到着。
今日のお目当ての花がここらへんにあるはず…
あーありました!
こーんなふうに…えっどれが花かって!?
ズームイン!!(たいしてなってないけど)
これが、春一番の花ワタスゲ。これで満開です。
ワタスゲは、こちらの姿の方が馴染みがあるかなー。
花が終わると、こーんな可愛い綿毛になるのですよー。
ここから外周コースを進んでいきます。
これは、何をしているかというと…
ビンゴに毎回登場する“ふかふか”の湿原を触ってみよう、という体験です。
遠くから見たら、乾いた笹原のように見える湿原、実はとても潤っているのです。
みなさんもぜひ一度、触ってみてほしいですよー!
右側を見れば、こーんな大きな利尻富士。
ヤチヤナギの花が触れるところになかったので、二つ目のベンチにあっという間に到着です。
ここはかつて、最初に出てきたしゅんせつ船が、泥炭を掘っていた跡地。
いつまでも池になって残っています。
夏になるとトンボがたくさん飛んでるところです。
ここで右に折れると、こーんなふうに利尻さんに向かって歩ける道。
私のお気に入りフォトスポットです。
全体的には上の写真のように一面茶色で、今だからこそ見つけられるものを発見する喜び!
これなーんだ!!
湿原のハイシーズンに遊びに来た人なら知ってる、サロベツの名花『エゾカンゾウ』の芽です。
両手を広げてるようで、可愛い~!!
3つ目のベンチにつきました。
だいたいここで、少しお茶を飲んだり写真を撮ったりして休憩します。
4つ目のベンチのあるところで、指差して教えてくれたのはミズバショウのあかちゃんでした。
ハンノキの下、10個くらい。
まだ緑が旺盛にならない今だからできる発見です。
ミズバショウの最初はこんな感じであんまり綺麗じゃないですが、夏の終わりまで葉を大きく大きく伸ばす姿を知っていると、この芽にすごいパワーが蓄えられているのだという力強さを感じます!
これもたぶん出たてのミズバショウ。
周りがしめ飾りみたいになってるのが面白いですねー
「林の中のミズバショウはもうたくさん咲いているのに、湿原のミズバショウはどうして咲いていないんだろうねー?」
って息子に聞いたら、
「んー、風がたくさん吹いてるからかねー」って、結構まともな答えが…。
いつも“なんで”“どうして”って聞いてくる3才児、「どうしてだろうねぇ~」なんて適当に答えておいても、最近では自分で考えた答えも言ってくることが増えてきました。
そんな問答をしながら進んでいくと、
やっとあったよ、ヤチヤナギの花、触れるところ。
これで満開。
ルーペでよーく見ると、これ1つ1つが可愛い花だとわかりますよー!
続いて発見、オサムシ。
カメラを向けている間、動かないでジーっとしていて、撮影が終わったらサササーッと隠れてしまいました(笑)
続いてこれ、わかるかな?
ウサギさんのうん○。
草しか食べてないので無臭で、乾いていて、綺麗ですよー(^_^)
木道の淵にあげてみると、風が強くてコロコロ転がっていくのが楽しくて、しばらく遊んでいました。
そして、湿原あるきのクライマックスというか、子どもたちにとっては、ここに来るとゴールって感じかな。
日本一低い?展望台。
その下には湿原の水が溜まっていて、今の季節はカエルの卵がたーくさん見られます!
すごーい大きさ!!
まだまだ黒い点が小さいけれど、これがオタマジャクシになりカエルになります。
展望台からの眺めはとてもいいですよ!
最後は、湿原とは少し違う光景の林道コースを進みます。
あっガイドさん、「あった!あった!」と叫んでいます。
可愛らしいミズバショウです!
ここにも、ミズバショウのあかちゃんが。
葉っぱがぐるぐる巻きなのが、すごいですねー!
そして次にちびっこガイドさんが見つけたのが、こちら。
わかりますか?ザゼンソウです。
難易度高し!
赤い帽子の中に小さいお坊さんか座っているような花、こちらも春一番の、ジミーな花です。(でもうちの夫の好きな花だそうで…(^-^;)
林の奥にまだいくつかありました!
リュウキンカ(ヤチブキ)の蕾、可愛いですね。
エゾノリュウキンカとミズバショウのコラボが美しいシーズンです。
ニワトコの花も咲いてきました!
昨年のノリウツギの花の残りも青空に映え…
ラストはフキノトウ畑。
これも、あっという間に緑に覆われ見られなくなる光景ですねー!
木道を抜けると、青空に渡り鳥が、おしゃべりしながら飛んでいきました。
そんな木道散策、一緒にどうですか?
まずは、5月5日、おばぱわーと一緒に。
詳細はサロベツ湿原センターホームページより↓
当日参加もOKですので、お子さんの体調やお天気を見て…行ってみようかな!と思ったらぜひ!!
昨年も2組が参加し素敵な春散策を楽しみましたよー
初めての湿原歩きには大人の目が多いのでおすすめです!
⇒昨年の様子
軽食を食べられるレストハウスも連休からオープンです(^o^)v
こんな展示会もやっています!
来月からは、さろママオリジナル湿原あるきも毎月開催です。
自然公園おさんぽ会も、5/10(水)から始めることにしましたよー!
またお知らせしますね!
それでは、みなさん、楽しい連休を~(^^)/
サロベツにいらっしゃる方はぜひ!5/5湿原センターで会いましょー!
ちびっこガイドと共にお待ちしておりまーす!
嶋崎でした。
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