いつもの風景

なんちゃってカーラーの普通目線。

日常のありふれた奇跡発見。
不思議は意外と身の回りに!

花は咲き、時は流るる

2013年04月11日 10時10分19秒 | Weblog
いつもの風景に戻します(笑)

2週間前のお花見です。例年通り、楽しいひと時でした。ライトアップされた夜桜も花見の醍醐味ですね。

さて翌日、ご近所の方が見えて、いい花見をさせてもらったと、お手紙まで書いてくださいました。
お手紙には、70代女性の優雅な筆づかいでお礼の文字が並んでおりました。
そして家内にこう言われたそうです。
「明日入院します。昨日が最後の花見になると思います。ありがとうございました。」と。
聞けば、悪性腫瘍で末期であるとのこと。一昨年ご主人を亡くされ、少しお力を落とされていたご様子でしたが、死地へ赴くにも気丈さがうかがわれ、大和撫子とはまさに彼女のことであると思うと手紙の文字が霞んで読めなくなりました。

家内が「来年も一緒に花見をしましょう!」と別れ際の言葉、少し声が震えてしまったそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿