秋の小雨のラン Laonーー丘の上の大聖堂と旧市街
小雨の中、パリからバスで北東のランに向かう
ランの旧市街は丘・・・と言うか、平野にいきなり現われる台地の尾根上にある城壁に囲まれた街
丘の上り坂の途中にあった窓の素敵なお家
下の街と上の旧市街の標高差は100メートル以上あるそうで、バスで結構急なところもあるくねくねした坂道を上って丘の上の駐車場へ
目の前に頑丈そうな城壁が
なんの木だろう?
アルドン門 Porte d'Ardon
駐車場から城壁に沿ってちょっと歩いてこの門を入ると旧市街
門を入ったところ
石畳の坂を上っていくと・・・
小雨に煙るノートルダム大聖堂 Cathedrale NotreーDame の塔が見える
ゴシック様式の大聖堂は、パリのノートルダムと同じ12~13世紀頃に建てられ、19世紀に大幅な修復・改造が行われたそう
大聖堂前の広場
この看板は街の紋章
王家の百合が3つと鳥が3羽
大聖堂横の観光案内所ではドラゴンがお出迎え
観光案内所の前から見た広場
地下に何かの遺構があるみたい
観光案内所はかつてのオテル・デューの建物で、壁画や彫刻が残っている
丘のジオラマ
大聖堂北側の小さな広場の向こうは・・・
平野を見下ろすビューポイント
駅が見える
こちらに側もぐるっと城壁が
階段でトレーニングしている人がいたけど、どこまで続いているんだろう
振り向くと大聖堂
北側ファサード
なんだかアンバランスだと思ったら、左側にもう一本塔を建てる計画があったのだそう
それと、バラ窓の右下のアーチが半端に埋められているのは修復の残念な結果だとか
正面(西側)の塔の上の動物像は・・・
実物大の牛たち
建設工事でがんばってくれたから・・・と、ここに
西側の広場のファサード
バラ窓の中心には聖母子像が
現状の外観ではないみたい
内側から見た北側バラ窓
左端のアーチは上の重さを支えるために埋める必要があったのだそう
このステンドグラスは、哲学、医学など学問を象徴する図像
南側にももう一本塔が立つはずだった
南側の塔
テンプル騎士団教会の美術館(入らなかったけど)
シュウメイギクの仲間かな
12世紀に建てられた騎士団の教会 Chapelle des Templiers は修復中
大聖堂の方に戻る
ちょっと晴れてきた
お昼は大聖堂広場の Le Logis du Parvis Restaurant で
前菜はキッシュ風な「フラミッシュ」
メインは結構大きなエビ、クリームソース
梨の赤ワイン煮
大きな梨ひとつとオレンジ一切れ、お皿にはココアパウダー
広場に面した建物
ロマネスク風な動物や人の顔が
10月末、クリスマス用電飾の取り付けが始まっているみたい
街を出る旧市街東端のロータリーで大聖堂の塔がちょっぴり見えた
丘の下から見える旧市街
2023.10
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