山の上のロマネスク教会とチーズの里、サン・ネクテール Saint-Nectaire
オルシヴァルから山を越えて南東のサン・ネクテールへ向かう
車窓に柱状節理の岩山が見えた
ル・ピュイの小山と違ってボリュームたっぷりすごい迫力
Mont-Dore の街を出て峠に向かう
だいぶ高いところまで上がってきた
峠にはレストハウスとかもあって、車を停めて4月の雪遊びに興じる人たちも見えた
こんどは広い谷間へ下りていく
小さな村 Bressouleille を通過
森に囲まれた湖は Lac de Chambon
キャンプ場やホテルがあって夏は賑わいそう
山の上のお城はミュロル城 Chateau de Murol
結構大きな城跡みたい
もうすぐサン・ネクテール
山の上にサン・ネクテールの教会が見えてきた
ぐるっと回って教会のところまで上って行く
教会前(横かな?)の広場
広場から見える教会 Eglise de Saint-Nectaire
水は出ていないけど、広場の噴水
名産のチーズのお店がある
日当たりがよくて花も咲いてのどかな村
教会を一回り
鐘楼の石材が他と違うのは修復されたため
おなじみの星形模様はアラブの影響も受けたものだそう
オルシヴァルにもあった星形模様の十字架
谷間を見下ろすファサード
教会前から見下ろす谷間の村
この村は教会のある上の地区と川沿いの下の地区に分れている
下の川沿いには鍾乳洞・温泉・スパなんかもあって古くからの観光地・保養地であるらしい
教会の戸口
ずっと向こうに雪山がちょっぴり白く見えている
入ってすぐの柱の柱頭には本(聖書)を重ねた形の彫刻が
色彩はオリジナルではないそう
祭壇を囲む柱にはびっしりと柱頭彫刻が
十字架を背負うキリストと兵士
サン・ネクテールの奇跡
12世紀に作られた「Cornadore 山の聖母」
聖母像の前の箱庭みたいなこれは・・・?
聖書にあるいろいろな場面を表しているみたい
一番向こうがゴルゴダの丘、その手前のテーブルが最後の晩餐か
サン・ネクテール像(15世紀)
宝物庫
Saint Baudime の胸像(12世紀)
はめ込まれていた宝石・貴石は盗まれてしまったとか
サン・ネクテールの腕の聖遺物容器、金属の聖書の表紙など(12世紀)
山を下りて川に沿った道をちょっと下流側へ
お昼のレストラン、Brasserie les Balandins
サン・ネクテール名物チーズ・フォンデュとポテト、サラダとオーヴェルニュ産ハムの盛り合わせ
熱々とろとろのチーズ、おいしかった
生ハム、大きい!・・・食べきれない
ブルーベリー・タルト
地元の山で採れたブルーベリーだそう
川沿いにはホテルや昔風な豪華なお屋敷が点在し、カジノまである
レストラン前の地元物産店
丸いのはヤギのチーズ、パック入りの Tomme と言うのはウシのチーズだな(絵が描いてあるからw)
地元名産サン・ネクテールのチーズ、左のは1個580g、12ユーロ
谷川沿いの道を東に向かい、Montaigut-le-Blanc の街を通過
山の上にお城の塔が見える
石を積んだ段々畑
平野に出た
この旅の間、よく見かけた灌木の白い花、満開
鮮やかな緑は新芽の麦畑かな
高速A75から見える雪の消えたピュイ・ド・ドーム山頂
ピュイ・ド・ドームが大きくなって、もうすぐクレルモン・フェラン
2023.4
最近の「フランス S」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- フランスのお城(13)
- フランス パリ(18)
- フランス A(12)
- フランス B(18)
- フランス C(16)
- フランス D(12)
- フランス E(9)
- フランス G~K(13)
- フランス L(19)
- フランス M(13)
- フランス N(8)
- フランス O~Q(16)
- フランス R(18)
- フランス S(26)
- フランス T~V(15)
- フランス マルヌ川クルーズ(5)
- イタリア ローマ(14)
- イタリア A,B(12)
- イタリア C(7)
- イタリア D(1)
- イタリア G(1)
- イタリア L(4)
- イタリア M,N(11)
- イタリア O~R(13)
- イタリア S(16)
- イタリア T,U(4)
- ポルトガル(8)
- スペイン(19)
- ベルギー(29)
- スロヴェニア(3)
- クロアチア(9)
- ボスニア・ヘルツェゴビナ(2)
- 国内(28)
- 旅行記(89)
バックナンバー
人気記事