ある日、なんとなくデジマートを見てたらこれが・・・
”希少“、“限定”、“ハンドメイド”、“アメリカ製”それだけでも惹かれるのに、
その上、"ゲルマニウムダイオード”使用のクラスA起動、
極めつけは、”国内入荷僅か5台“ときてたから・・・。
もう、買わずにいられませんでした。
欲しくなったら、後先のことなど考えられません。
ふたを開けるとこんな感じです。
ちなみに、『大手M楽器店』の広告では、
「厳選したパーツと確かなクオリティからファンの多いLumpy's Tone Shop。
今回はジミー・ペイジの使用で有名なSupro 1624Tのプリアンプを再現!
つまらない優等生タイプという意味ではなく、とっても使い易いODです。
Gainは0でも音は出るタイプで、通すだけで重たくもっさりした超低域をすっきりカットしてくれるのがわかります。
耳に痛くなく、有機的なトレブリーサウンド。すっごい良いです!
これは名機の予感、と心を踊らせながらGainを上げて行くと、
荒々しいファジーなドライブサウンドに。
このファズっぽさもその辺のファズペダル+チューブアンプで作るよりも、
本機単体の方が良い音に聞こえてしまいます。
それもそのはずNOS OC141(個体によって違うようですが当店入荷分はOC141)を搭載し、
この質感は本物のみが放つオーラを纏っています。
無印のOC141でしたのでPhilips社かMullard社ですね。どちらなのかは神のみぞ知るところ。
(個人的な勘ではこの音はMullardのような中域の気持ち良さがありますが...)
ちなみにキャパシターはPhilipsです。
ギター本体のボリュームにもリニアに反応。
手元を絞ってクリーンまで持って行けるので、手元のみでゲインのコントロールが可能です。
軽さと早さ、そして本物のゲルマの質感も併せ持つ逸品です。
国内限定5台のみ入荷、かつ次回入荷未定」
とあり、また、『大手Y楽器』の広告では、
「空気をパンパンに入れたタイヤチューブの様なプリンプリンの張り、バウンド感!!
いきなり何の事か解り辛い表現から始まりましたが、上記が私の率直な感想でした。
Suproというアンプの経験則、知識が殆ど無いのでSupro 1624Tと比べてどう~という評価は出来ませんが
非常に密度が高く、上記パンパンなバウンド感、非常に気持ち良く纏まり、束になってドンっと来る押し出し感、そしてそれに伴う重量感が特徴です。初段と2段目にはJFET、3段目にゲルマニウムトランジスタを使用したハイブリッド設計との事ですが、ゲルマニウム搭載ペダルでよく見かける、ギターのVolumeを7~8に落としたらスッとクリーンに落ちるあの感じはではなくもっと滑らかに落ちていきます。つまりVolume3~4でクリーンに落ちそれ以上は連続的に歪み量が変わっていく感じです。ペダル自体結構なハイゲインですので、ギターのVolume全開でソロ用サウンドを作っておき、後はギターのVolumeコントロールでクリーン、クランチとコントロールという使い方には最適なペダルです。
ブリティッシュロック向きのサウンドで、アンプライクで、ギターのVolumeだけでサウンドをコントロールし切りたいとしたい時の選択肢としてこれはかなり優秀な1台だと思います。特にギターのVolumeを絞って作ったクリーンが張りを全く失っていないところに他ペダルに無い圧倒的アドバンテージを感じます。
使用しているゲルマニウムトランジスタは個体差によるサウンド差を考慮し、製作者が1つづつヒアリングテストを
行い、狙ったサウンドが出るものを選びます。NOSのOC139かOC140またはOC141のいずれかがチョイスされます。
※今回日本には僅か5台限りの入荷となります。」
とありました・・・・。
私のは、M楽器店入荷の141のモノです。
機会あれば、お聞きください。