世の中がややこしいせいか、
はたまた、単に、私の性格が偏屈なだけなのか・・・、
持ち物、食べ物共にシンプルでナチュラルなのを好みます。
とりわけ、楽器や嗜好品については、
仕組みだとか、構造の理解しがたいものは、
なるべくなら使いたくないと思っています。
中でも、エレキギターにつなぐエフェクターやアンプなどは、
蓋を開けたら、何がなんだか解らない構造になっていたりしますと、
腕前がつたないだけに、機材に征服された気がしますし、
それでなくとも乏しい感性が、
益々、損なわれたような気になったりもするもので、
特に拘わるところです。
日常に於いても、
時計はやはり、機械式の自動巻きのを愛用しておりますし、
カメラも、本当に好きなのは、
露出もピントも手動の機械式のもの。
あと、理想を言えば、
衣服にしても、食べ物にしても、できるだけ、
自然素材のものを選びたいと思っています。
とは言うものの、そんなことばかり言ってたら、
経済的な兼ね合いもさることながら、
生活や人づきあいにも差し支えが出てくる上、
何より、文明の恩恵あるからこそ、こうして、
平穏な日常を過ごせる訳ではありますから、
拘りすぎは、よくないのも解っています。
ただ、人間とは言え、生身の体ですし、
自然に反し過ぎることは、健康にも影響を及ぼすので、
その辺は忘れないようにしたいと思います。
結局、バランスなんでしょうか・・・
そんなことを考えたりするのに、
ちょうどいい映画を。
娘にも観て欲しいと思って。
『ウォーリー』(原題: WALL-E) 2008年アメリカ映画
製作:ピクサー・アニメーション・スタジオとウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
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