歳増す毎、取り繕う術を覚え、
物事、当たり障り無く、執り行えるようになるものの、
これが、家族、とりわけ子供との関係となると、
いくら理に適った言葉を並び立てたとしても、
通じないこと、多々あります。
意識というより、無意識の領域によるものかと思います。
子供は、感受性が大人より高いですし、
感覚的、直感的に感じ得るのかと思います。
関係性が深いほどに、その傾向は強いとも思います。
頭ごなしに言い任せようとすれば尚更、
反発するのも、そういうことかと思います。
子供が反発する時、
子供との関係がしっくり行かない時、
大人は、自分自身の行動、見直す時かとも思います。
そもそも、子供、家族に限らず、
もっと拡げて言えば、人との関係が、
自分が思うようになると捉えること自体が、
大きな間違いというものです。
仮に表面的には、押さえつけることが出来たとしても、
そこには、何の信頼関係もありません。
人の心に模範解答などないし、
大事なことは、先ずは、向き合うということかとも思います。