ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

悩み多き演奏者の心に答える「12のアドバイス」

2015-09-01 | 日々徒然

土曜のこと、いつもの如く、図書館に行った際、

ふと、目に入った本の一章。

著者は、スポーツドクターの辻 秀一さん。

 

スポーツに於けるメンタルサポートの観点から、

演奏家とのQ&A方式で書かれておりました。

 

その中で特に、興味深く思えた一項を

メモ代わりに記すこととします。

  

「音楽は、人前でしか存在しません。

人前でないのは、音楽とは言わないのです。

それは音楽の定義です。

音楽は人に聴いてもらうということが、そもそものはじまりだからです。

モーツァルトはうまく弾いてもらうために作曲したのではなく、

その曲を聴いてもらうために作ったのです。

うまく演奏しようとか、間違えずに歌おうというのが音楽ではなく、

聴いてもらうのが大前提です。」

(後略)

以上です。

 

案外、根本的なこと程、

あらためて考えると言葉にならないものですし、

分野の違うところというのも客観性があって、

とても参考になりました。



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