ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

弾くということ

2015-07-13 | 音楽活動のこと

その昔、“ロックは破壊”だと言ってた彼が、

同じく、“ギターは武器”だとも言っておりました。

 

引き金を・・・、ギターを・・・。

そう言えば、写真の場合も、“ショット”と言う。

 

さて、昨日、何気にギターを触っておりましたら、ふとした拍子に、

「ギターを弾く」の、この“弾”という漢字は、

ピストルの“たま”と同じ文字だということに、

今さらながら、妙な驚きを覚えたところです。

 

今まで、全く気にも留めなかったのに、

あらためて考えると、 

殺傷の道具であるピストルのタマと、楽器を奏でる行為が同じ字であるというのも、

意識すればするほど、違和感を感じなくもありません。

 

とは言え、事実、そういうことになっているのですから、素直に受け入れるとして、

この辺りから、ギターを弾くということを鑑みるなら、

ショットできて、初めて弾くという言葉が当てはまるということになり、

言い変えれば、人の心をうてないと、

ギターなり楽器なりを“弾く、弾いてる、弾いた”

という表現は使えない・・・、ということになるようにも思えます。

 

こじつけと言えば、単なるこじつけなんですけれど、

果たして、私のギターは・・・。

大いに考えるきっかけとなりました。

 

思えば、人の心を“うつ”というのは、つまり、

何もギターに限らず、楽器に限らず・・・。

恋愛、交際、交流、親交、

人との関わりに於いて、一番大事なことだと、

話はそれにそれて、これまた、自覚することともなりました。

 

どなた様も、ご容赦のほど、よろしくお願いします。



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