代表的なのが、
”ケンタウルス”と’”ランドグラフ”
「クローンエフェクター」と云う・・・
とは言え、
コンデンサ、配線等、そっくりそのまま作っても、
同じ音にならない(らしい)のは、ご承知の通り。
さて、類は違えど、完全コピー、
略して”完コピ”との言葉で思い出すのは、
フレーズ、ソロ等、ギタープレイ。
練習を重ね、一音一音、いくら真似ても、
また、同じギター、同じ機材使っても、
当たり前のごとく、
憧れギタリストのプレイではありません。
傍で聴いたとしても、
本物を聴く観る感動とは、程遠く。
(また、真似れば真似るほど、
当人の存在感は、薄れるようにも思います。)
真似ると言えば、
レリック、エイジド加工のエレキギター
これまた、いくら古く見えようが、
どこまで行っても、偽物は、偽物。
本物のヴィンテージには、なりませぬ。
(本家本元が偽物づくりに励むのも、
如何なものかと思いつつ。)
(偽物に何十万、場合によっては、百万以上、
費やす人がいるのが、これまた、摩訶不思議。)
逆に、OEM等、同じ工場の製品も、
ブランドラベルが異なれば、
ギターのイメージ、変わります。
商標登録、意匠登録の関係上、
お値段も大きく変わるのは、ご承知の通り。
それをわかっていても、
あえて、ブランド名、機種名で選ぶのは、
世の常、人の常。
という訳で、著名ギタリストにしても
ブランドにしても、イメージというのが、
この項の、みそ、かなめ。
先の項、車の話じゃないけれど、
これは、歴史や時代背景にて、備わるもの。
一朝一夕では、ままならず。
言い方変えれば、憧れ、思い入れ。
・・・と前置きが長くなりましたが、
これら翻って、クローンエフェクター
同じ部品を使おうが、
同じ工程を踏もうが、
同じ音がする訳ありません。
ある意味、似せようとすればするほどに、
本質から遠のきます。
逆にオリジナルのイメージが膨らんで、
益々、希少価値は高まります。
オリジナルにせよ、クローンにせよ、
その辺りを踏まえ、使ってみれば、
また、違って聴こえるのかも知れません。
知らんけど笑(関西風)
(これ、手放すんじゃなかった涙)
追伸:ケンタウルスのこと
思い返せば、音の粒子がキラキラ、
まるで金粉のよう・・・。
(これこそ、イメージ膨らみすぎてるのか!?)
ギターの材質じゃないけれど、
経年変化や、生産国の湿度、気温なんかも、
関係あるのかな?
もしかしたら、呪術師じゃないけれど、
何か、呪文が掛けてあるのかも。
(案外、これが一番近かったりして笑)
つづく