¶タイタン号の宇宙探検¶

ご訪問いただきありがとうございます。

入院日記。前編<緊張から手術、そして地獄の真夜中へ>

2009年03月14日 20時01分49秒 | 心理学・健康・その他
《この記事は「心理学・健康・その他」に含まれます。》

巨大子宮筋腫摘出のための入院・手術の日々が一段落つきました。

これからは通院で様子見です。

今はただただ安堵。やっと好きな時間に寝ることが出来る。1人の空間で生きられる。

このあずましさといったら…!! 北海道弁です

ま、そういった歓喜はこれから徐々に噛み締めるとして、いったいどんな病院での

日々だったのか、ざっとかいつまんで記事にしようと思います。

※これはあくまでも私個人の感想です、念のため。
また、お食事中には適さない文、単語が含まれている可能性があります。

◆8日◆・・入院

友人の奥様が車で病院へ送ってくれました。荷物もさることながら冬の北海道の

道をテクテク歩くのはなかなか難儀なので(しかもすごい坂道)助かりました。

まず受付をして、手首に名前バンド(手術中も取れない)をされ、パジャマに着替

えて同室の皆様にご挨拶。ちなみに私は4人部屋でした。

それから看護師さんに連れられて病院フロア等の説明と案内。

お茶もお水もアイス&ホット&氷あり。熱湯もあるのでカップスープなどもOKです。

シャワーをその日に浴びました。洗髪は明日の手術日当日早朝に行う予定。

セーフティボックス、冷蔵庫、電話、TV、ラジオ、多目的戸棚(?)が各ベッドに付いて

いて、タオルは大・小使い放題。トイレは当然ウォシュレット。

ご飯は持参したふりかけが大活躍!食べた量、尿・便の回数はすべてメモらなければ

なりません。初日はどうにか睡眠できました。(消灯22時)明日はいよいよ……ドキドキ

◆9日◆・・手術、そして地獄の一夜

朝は6時起床。即洗髪しました。食事は抜き。水分は8時まで。手術の順番は2番目

です。時間は11:05に決定。いきなり朝っぱらから浣腸です。しかし……

何も出ない──!!

先生と相談の結果、ダブル浣腸はなし。9時に点滴開始。術後の予定の説明をされ、

エコノミークラス症候群用のハイソックスを履きます。←ぎちぎちにキツイやつ

付き添いの弟が妻を連れて現れました。セーフティボックスの鍵を渡してバイバイ。

手術室に入ると色んな人が(全員女性)「よろしくね」「緊張する?」「すぐ終わるよ」と

声を掛けてくれます。点滴に眠剤が入ったらしく、意識朦朧。ガスを吸ってOUT。

「タイタンさん、腹腔鏡手術で出来ましたよ~。タイタンさ~ん」と声。

お、終わり~!?さっき寝たと思ったらもう終了でした

病室に運ばれてきた私にセーフティボックスの鍵を手首につける弟。説明を聞いた

彼はそこで本当に「さよなら」です。

あ~終わったんだ、という安心でいっぱいでしたが、喉が…声が…。

麻酔の後遺症で言いたい事が殆ど言えません。

そして吐き気がず~~~っとします。ずっとタッパーみたいのを頭の横に置いて

寝ている私。ティッシュがないと不安で…でもまさぐっても(体は動かないし、目もよく

見えない)どこにもないので【こんなこと】でナースコールです。

その後も何度も吐き気止めを点滴に入れてもらいましたが、結局吐きました。

合計3回。あと、体が熱っぽくてすごい汗。何もかもがベタベタします。

辛うじてWBCを観ましたが(テレ朝の日×韓戦⇒負けた)、結果しかわからず。

そしてそして。真夜中に大出血。ガーゼ交換に来た看護師さんがびっくり!

「タイタンさん、腹帯の予備ある?」

「もってきた気がするけれどどこにしまったかわかりません…(かすれ声)」

「ダメだ。全部交換だね(別の看護師へ)」

シーツ、腹帯、寝巻き(パジャマではない)を総とっかえするためにゴロンゴロンする

私。手術では運良く出血が最低限で済んだらしいのですが、術後に出血してしまった

のでした…

◆10日◆・・ひたすら安静

明るくなって先生が来てから即、自己血輸血開始! これで凄い元気になったの…

上半身が起き上がれるようにまでなり、食事も30%は食べられるように。

あとは定期的に検温と血圧、そして採血で貧血状態を調べます。

熱は微熱程度。貧血は結構ひどいので、なかなか立って歩く許可が出ません。

錠剤の造血剤も処方され、鎮痛剤&胃薬と薬まみれ。

明日こそ歩けるようになって尿菅を外したいよ~ 

ちなみにエコノミークラス症候群用のハイソックスは歩けるようになるまで脱げま

せん…orz Les miserables <つづく>




アイリスオーヤマ サイバークリーン 135gプラスチックボトル入り PCP-135

アイリスオーヤマ

このアイテムの詳細を見る
    
大祚榮 テジョヨン DVD-BOX 1

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る
 

風の国 第一章 [DVD]

ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る

     

 
    ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 入院日記。後編<輸血・安静... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とにかくおめでとう♪ (メロディ)
2009-03-14 20:50:51
なんだか時系列で書かれると緊張感あふれますね。
読みながらドキドキしました。

エコノミークラス症候群用のハイソックスって、初めて聞きました。
自己輸血と言い、知らないことばかりです\(◎o◎)/!

でも手術が無事終わって、退院して又自由な生活に戻られて本当によかったです。

返信する
メロディさん♪ (タイタン)
2009-03-15 04:54:37
エコノミークラス症候群用のハイソックスって
私も初耳でしたが、エコノミークラス症候群は
他の同じ病気の方々も違う器具なりを装着して
いるようです。
むくみ予防のソックスが売ってるでしょう?
あれみたいな感じです。

末端の血が肺に帰ってくるときに固まってたり
する場合があって、そうなると心臓がえらいこと
になって死んでしまったりするんだそうです。
(詳しく説明出来ないけれど…)
なので、数日使えない足は血の巡りを必要以上に
よくしなくてはいけないんですって。
ちなみにソックスは買い取りでした。
どうしよう…この先(^_^;)
返信する
Unknown (23時のシンデレラ)
2009-03-18 08:32:19
ご無事でなにより。ご退院、おめでとうございます。

で、腹腔鏡の手術って(今はどうか謎ですけど)、
終わった後が辛かったような。私は経験ないんですけ
ど、同室やった人が24時間安静で泣いてました。寝返
りさえ禁止されてましたしね。私もカテーテル検査した後やったので、その24時間耐久安静レースに参加
してたんですけど^^;
返信する
眠れぬ夜 (jiron)
2009-03-18 08:50:23
手術乗り切ったんですね~良かった良かった(安堵)。

僕は今までは辛うじて大がかりな手術&入院をしたことがないので
(今後はどうなることか分かりませんが)
すごく参考になりました。
術後もしばらくは安静なさって下さいね。
(今日のWBCで興奮しないように!)


記事の中のさよならに「」がついているのが気になりました。
これってもしかして……?(違っていたら御免なさい)
返信する
Unknown (タイタン)
2009-03-18 10:40:38
>シンデレラさん。
誰もがそうなのかわかりませんが、腹腔鏡の手術後は
確かに24時間動けませんでした。
下半身が自分じゃないみたいだったし、触った感じ、腫れあがってるし…(^_^;)
だから熱くても毛布をよけることが出来ず、本当に苦しかったです。
同室で翌々日に同じ手術をした人は痰を出せなくて
すごく苦しそうでした…(涙)

>jironさん。
今日のWBCで興奮したいです(笑)
「さよなら」はもちろんアレですよ~。
私もUPの仕方を覚えて何かしたいけれど…
今はまだ空白を埋めることに追われる日々です。
ご心配ありがとうございます。
jironさん、働きすぎに要注意!!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

心理学・健康・その他」カテゴリの最新記事