私がこのテーマで一番印象に残っているのは「天国の階段」です。
「ある愛の詩」(ライアン・オニール、アリ・マッグロー主演)を見てチョンソ(チェ・ジウ)が号泣するシーン。彼女は映画のヒロインが恋人に看取られながら死んで行くさまを見て自分を重ね、おいおいと泣きじゃくります。
この時は何もしらないソンジュ(クォン・サンウ)は
「なんだよ。子供みたいじゃないか」と言って笑いながら彼女の頭をなでてあげるのですが、
チョンソの涙は止まりません。
後にこのシーンとそっくりな場面(ライアン・オニールが病床のベッドでチューブに気遣いながら彼女を抱きしめるシーン)があるので、この映画はドラマをより理解するうえで大切な要素と言えるでしょう。
他にも韓国ドラマでは映画がとてもよく出てきます。
その代表はやはり「パリの恋人」です。
テヨンは父が映画監督ということもあり、パリで映画について勉強中。キジュは名画と言われる古典が大好きで、部屋に有名な洋画のDVDがずらり・・・(オードリー・ヘップバーンやクラーク・ゲーブル、マーロン・ブランドなど)。
後にテヨンは映画館でアルバイトをすることにもなるので(「シュレック」の耳を頭に付けてた^_^;)、映画についてのポスター、会話も数多く出現。アカデミー賞のマニアックな話題などは聞いていてもとても面白いです。
他に印象に残っているのは韓国ドラマに出てきた“日本の映画”!
「ローファーム」ではあの岩井俊二監督の「love letter」が。そして「勝手にしやがれ」では北野武監督の「菊次郎の夏」が出てきます。
日本人としては、見ていてついつい嬉しくなってしまう・・・(*^^*)。
他にもたくさん映画のシーン、話題ありますよね。「ごめん、愛してる」の「ラストコンサート」、「あなた、そして私」の「哀愁」・・・。
その度にその映画が見たくなってしまうのですが、きりがないのでとりあえず断念。
いつか機会があって、まだ覚えていたら・・・レンタルビデオ店で探してみようと思います♪