「不適切な関係なのに健全で可愛らしい・・・」
これ、嫉妬と嫌味がこもった第13話のソン・イルグクのセリフです(^_^;)。
「止まらぬ愛」はワールドカップと重なったために視聴率10%程度、という不運に見舞われた韓国ドラマ。でも私はこのドラマが大好きです。
自分の中での韓ドラ・ベスト3にランキング中。まさに一目ぼれです。
内容はいわゆる不倫もの。出演者は・・・きっと皆さんご存知ないでしょう。オ・ヨンス(下記写真参照)はずっと以前ご紹介した「二度目のプロポーズ」で主演、冒頭の嫌味な言葉を吐いた人物ソン・イルグクはMBC大河ドラマ『朱蒙(チュモン)』でハン・ヘジン(「頑張れ!クムスン」のクムスン)と、オ・ヨンス(今度は母子の設定らしい)と共演。だから今年はより注目の人かな?
でも他の共演者は説明しても「??」な人ばかりのはず・・・。
イルグク&オ・ヨンス
何が良かったかって、それは正直イケてないチョ・ミンギ(「クァンキ」、「コッチ」などに出演、ハン・ジョンファン役)が、コブ付き、妻帯者で、出会いがそもそも彼の結婚式だったにもかかわらず、オールドミスのギョンジュ(オ・ヨンス扮す)に愛されてしまう・・・。
そして
「こんなに誰かに愛されたことがなかった」
と彼に衝撃を与えるほどに、ごく普通の家庭的夫たるジョンファンを、根底から揺り動かしてしまったという恋の激しさに胸を打たれたのです。
ギョンジュは初恋の人を同僚に奪われ(この同僚、ソン・ソンミが演じてるんですが、彼女も女としてカッコいいです!)、それ以来恋愛に縁がなく超オールドミスに。
でも歳なんか関係ない!仕事関係で出会ったジョンファンとことごとくぶつかりながら、心の中で“止まらぬ愛”が始まります。
ジョンファンは少し調子のいい、でも責任感のある取引先の社長。バカがつくほど清純でマヌケなギョンジュを、好意を持ちながらもからかって、適当に会話を楽しんでいました・・・。
なのに彼女が自分に恋しているとある日知ってしまい、それでもそ知らぬ振りをして“深刻な関係”に陥るのを避けようとします。
でもギョンジュの恋は止まらない。やっと見つけた恋に戸惑いながらも全力投球・・・。彼女の同僚のソン・イルグクはそんな彼女に片思いしながら、友人としてあおったり、時に残酷に責め立てたりで、“止まらぬ愛”はどんどん加速度を増していくのです。
ギョンジュは恋しながらも「これはいけない事なんだ」とわかっているので、感情を間接的にぶつけながら、形が残ることを避けようとします。(この矛盾がなんとも絶妙)
ジョンファンが転んでばかりのギョンジュに靴をプレゼントしたいと思っても一切拒絶。そもそも足のサイズを知らないので商品券を渡すのですが(^_^;)、ギョンジュは怒ってその代金をカードローンでキャッシングして即刻返済!
この頑なさがいっそうジョンファンを苛立たせますが、一方で好意を煽ることにもなってしまうのです。
ギョンジュはギョンジュで、取引先への差し入れとしてテイクアウトのコーヒーを持っていくのですが、ジョンファンはその使い捨てカップを「彼女に初めてもらったものだから」と、洗ってずっと大事に机にしまっておくという中年の純情っぷり
(中年だからいいんですよ~~!ここでチョ・ミンギの外見に突っ込みを入れてはダメダメ!!)
堅いんだか大胆なんだか、よくわからないこの二人の恋の駆け引きに、アジュマの私はすっかり虜になってしまい、前のめりになって見入ってしまったのでした・・・(^_^;)。
とうとうジョンファンの愛も止まらなくなり、一緒に逃げようと言っていきなりパスポートをテーブルに叩きつけた!そこでギョンジュが逃げ腰になると、
「ずっと気持ちを抑えてきたんだ。勇気がないと言って俺を責めたてたのは誰だ?最初から俺の全ては君のものだった・・・。どうなるかわかってて俺を揺さぶったのか?!」
うわぁ、これじゃあもう収集がつかない~!いったい韓国ドラマとしてどういう結末に持っていくつもりなの?と余計な心配でいっぱいになってしまった私。
「あなたが何を言っても愛してると言っているように聞こえる。そんなステキなあなたに愛されてると思うと私は得意になってしまうの」
なんて道路を挟んでラブラブな携帯会話を交わす二人ですが、やがてこの不倫、とうとう社会的制裁を受けることになってしまいます・・・。
互いの親、家族に責めたてられ、ジョンファンの妻(ユ・ヘジョン扮す)がとうとうギョンジュを訴えてしまった・・・。ものすごい損害賠償金で、もうギョンジュは蒼白です。ジョンファンも子供のこと、親のことで頭が大混乱。
とにかく、すったもんだの末、何とかそれぞれが頭を冷やし、離婚成立寸前までこぎ着けるも、今度はなんと!妻の事業が大ピンチと知り、ジョンファンは立ち往生です。
海外に再建を賭け、借金を抱えたまま黙って去って行った妻を、夫として見捨てることが出来なくなってしまう──。
(この辺りの展開もユ・ヘジョン、カッコいい。このドラマ、いい女出まくりです!)
困っている妻を見捨てられないジョンファンだからこそ愛したギョンジュ。そしてそんな彼をわかってくれるギョンジュだからこそ、ジョンファンも彼女を愛した──。
オフィスビルに囲まれた雑踏の中で、彼は核心に触れず、ただこう言います。
「君の靴のサイズいくつ?ずっと気になってたんだ」
ギョンジュはジョンファンの手のひらにサイズを書き、そして去ろうとする彼を呼びとめます。
「待って!私もずっと気になってたことがあるの」
振り向いたジョンファン。
「・・・あなた、本当にキスが上手なの?」
(※ずっと以前にユ・ヘジョンがのろけてそう言っているのを聞いていたので)
ジョンファンは彼女を強く強く抱きしめて、キスします・・・。
なんだ、やっぱりそういう終わり方?──ではないんですよ、皆さま。ここからは見てのお楽しみです(*^-^*)。
私のベスト3に入るかどうか、このラストシーンにかかっていたわけですが、私の評価は◎。
道徳観念の厳しい韓ドラにおいて、あえて挑んだ不倫をテーマに、よくここまでそつなく展開させてくれた、と感動しきりです。
今考えると、やっぱりこんなに私の心が揺れ動いたポイントは、チョ・ミンギだったかも?とつくづく思います。しつこいようですが、彼がイケてなかった(ごめんなさい!でも好きだから許して^_^;)のが良かった!
そんな彼を好きで好きでたまらなかったギョンジュ(オ・ヨンス)が可愛くって、切なすぎたのです。
だから、これから見る機会がある方、どうかチョ・ミンギを暖かい目で(ってなんで私がこんなこと言わなきゃならないんだ^_^;)見守ってあげてくださいね。
音楽もいいです。
しっとり系で、これまた内容を問わず胸にじ~んと響く主題歌ですよ♪
私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/gomamint2011/archives/50096495.html
です。
タイタンさんの熱い解説、いいですね!
いいストーリーだなあ。セリフもいいですね~
でも今読んでも気持ちはほぼ同じなんで、載せてしまった…。
汚い話ですが、アレが止まらないと 困り果てます(オロオロ) 年に一回くらいは、経験があります、笑い事では済みません(笑)。。。
コメありがとうございます。
昔の自分の記事を読んでいたら、韓ドラ愛が燃えそうになってしまいました…(^_^;)
快進撃はファイターズに…。
いや~それこそ現状では”およびでない”!って感じ??
入り込めるってありますよね~
でも、さすが韓国ドラマ
甘い言葉がいっぱいですね~。
韓国ものだから、許せます。。。
現実にないから、
憧れたりもして、
はまってしまうのかも??
ダメダメ男(このドラマは外見ですけど)に弱いかも…
突然のコメント失礼いたします。
私のブログ
「ペット(小動物)と楽しく暮らすお役立ち情報」で
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させていただきました。
該当記事はこちらです。
http://blog.livedoor.jp/batman21/archives/51005362.html