まんてん堂こどもクリニック

仙台市宮城野区新田東3丁目2-7
小児科・アレルギー科
℡:022-782-6260

花粉症かんじてまーす

2017年03月02日 | 病気
インフルエンザも、まだまだ油断できませんが、花粉症もはじまりました。

私も花粉症なので、鼻のムズムズを感じている次第です。

眠気の少ない新薬のおかげで、仕事中に睡魔と闘う苦労は
なくなりましたが、まだまだ、花粉とは格闘しているところです。

そこで、先生に花粉症対策をうかがいました!


どんな病気でも、そうでしょうけれども、予防が大切です。

花粉症は春ならスギ、ヒノキといったように、
ある程度原因になる物質(アレルゲン)と、
その流行時期が予想できるので、お薬を予防的に使うことが肝心です。

花粉症のお薬の中にも、色々なものがあって、
予防的投与に向いているもの(コントローラー=病気の状態を良い方向に
コントロールするという意味)と、
症状が出たときに症状を和らげるもの(リリーバー=野球の試合でピンチが
きた時にリリーフ投手が出てくるとうに、病気に対するリリーフ投手)
があるんです。

症状がひどくなってから、いくらリリーフ投手が頑張っても、
試合をひっくり返すことは、なかなか大変です。症状が出る前、
あるいは軽いうちからコントローラーを服用して、
症状を抑えてあげれば、時々鼻づまりや鼻水がひどくなっても、
リリーバーがきちっと抑えてくれます。

お薬も、飲み薬だけでなく、目薬や点鼻薬もあるのです。
うまく使いこなして連携プレイを行えば、花粉症にも負けません

注意:コントローラーは、効いてくるのに時間がかかります。
リリーバーは、即効性がある分眠気や副作用が出やすいです。
充分理解して使いましょう!



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