下の写真でどこがむし歯でしょうか?
わかったら明日から歯医者になれる( ´ ▽ ` )ノ??
赤マルで囲んだところがむし歯です
むし歯は黒く写ります
削ってみるとこんなに大きな穴が(T ^ T)
でも!安心してください!
無事治りましたよ(^ ^)!
歯と歯の間はむし歯ができやすい場所です
特に乳歯列の時期の奥歯はね!
だから歯ブラシでは届かないところを
フロスでしっかり
そうじしてあげてください
😊 😊 😊
以前も同じ投稿をしましたが
今日お伝えしたいのはレントゲン写真の話です
この患者さん見た目は全く異常なし
でもレントゲンではむし歯を確認できました
放射線被ばくを心配してレントゲン写真は撮らないでくださいと
いわれる保護者が見えますのでちょっとお話しさせてください
シーベルト(SV)は人体に与える影響を表す単位です
一人当たりの自然放射線量(年間)は
日本の平均1.5ミリシーベルトと言われています
わたしたちは、日常食べ物や大気、大地、などからも
ほんの微量ですが自然に被ばくしているのです
それを自然放射線といいます
ただし、健康被害が出るような数値ではありません
さらに歯科医院でのレントゲンやCTは
さらに被ばく線量が少ないのです
歯科治療時に撮影される被ばく線量は
デンタルX線写真(上の写真)で0.01ミリシーベルト
パノラマX線写真(お口全体を映す写真)で0.03ミリシーベルト
歯科用CTで0.1ミリシーベルトです
パノラマX線写真(お口全体を映す写真)で0.03ミリシーベルト
歯科用CTで0.1ミリシーベルトです
体に影響を及ぼす被曝線量は
約100シーベルト以上と言われていますので
デンタルX線写真はわずか1/10000の線量です
撮影時は鉛の入った放射線防護用エプロンも
着用していただきます
安全だとわかっても
なんだか不安だとか
それでもレントゲンはやめて!という方は
我慢せずに歯科医師やスタッフに遠慮なくお伝えください
この3か条は黒沢先生の著書から出典させていただきました
毎日、診療をしていて、毎回むし歯ができてしまうお子さんがいます
そのたびに、間食指導や歯磨き習慣などを
お子さん自身や保護者の方にお聞きして
「めちゃくちゃ歯磨き頑張ってます!」
と保護者の方にも言われ
とくに、問題がないにも関わらず
毎回むし歯ができる、、、
どんなにお菓子を食べてもジュースを飲んでも
歯磨きさえしていればむし歯は防げると
私はどこかで信じていましたが
日々、治療をしていてウェイトは歯磨きよりも
食習慣だなと感じていました
そんな時この本に出会い
同志にあったような気持ちで
とても感銘受けました
ご興味のある方はぜひお読みください
今スタッフに貸し出していますが
そのうち待合室の本棚にも置こうと思っています
このむし歯予防3か条ぜひ実践してもらいたいです
どういう事かと言うと
①おやつは時間を決めるについてですが
上の図は、お口の中の酸性度を表したグラフです
間食が多いほど酸性になっている時間が長く
この間、歯は溶けています
ダラダラ食べはむし歯リスクをグンと上げる要因です
特に注目して欲しいのは間食が多い食習慣の人の
夜10時以降なかなか中性に戻っていないところです
就寝中は唾液の分泌が減るのが要因です
むし歯は夜作られているのです!
これは、次の②にもつながります
②夕食前の1時間は飲食しない
なぜかというと
夕食前に飲食をすると
↓
血糖値が上がり満腹感を覚える
↓
夕食があまり食べられない
↓
しばらくして小腹が空き寝る前に飲食する
↓
就寝中は唾液の分泌が減り中和されずむし歯がつくられる
と言う負のスパイラルです
やはりよるむし歯が作られる構図は①と一緒ですね
③甘い飲み物を冷蔵庫に買い置きしない
なぜかというと
甘い飲み物は冷えた状態で美味しくつくられているので
つい飲んでしまう
冷蔵庫に甘い飲み物を買い置きしている状態は
まるでホームドリンクバーです
冷蔵庫に冷えていれば
喉が乾けばつい手が伸びて
ダラダラのみの状態となります
なければ、飲まずにすみます
ただちに『ホームドリンクバーは直ちに閉店してください』
こう言う話をすると
「お父さんがコーラが好きなんです」と言われることがあります
恐縮ですが、できれば、お子さんのむし歯予防に
ご家族でご協力いただければ幸いです