より安全、効果的にフッ素入り歯磨き粉をご使用いただくために
小児歯科学会で公開されいている情報をご紹介します
「フッ化物配合歯磨剤の推奨(フッ素入り歯磨き粉)される利用方法について」
日本のう蝕予防および治療を専門とする4学会合同で、現在の我が国における推奨されるフッ化物配合歯磨剤の利用方法を発表しました。
う蝕予防のためのフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法(2023年版)
- 乳歯が生え始めたら、ガーゼやコットンを使っておロのケアの練習を始める。歯ブラシに慣れてきたら、歯ブラシを用いた保護者による歯みがきを開始する。
- 子どもが誤って歯磨剤のチューブごと食べるなど大量に飲み込まないように注意する。
- 要介護者で嚥下障害を認める場合、ブラッシング時に唾液や歯磨剤を誤嚥する可能性もあるので、ガーゼ等による吸水や吸引器を併用するのもよい。また,歯磨剤のために食渣等の視認性が低下するような場合は、除去してからブラッシングを行う。またブラッシングの回数も状況に応じて考慮する。
- 水道水フロリデーションなどのフッ化物全身応用が利用できない日本では、歯磨剤に加えフッ化物洗口やフッ化物歯面塗布の組合せも重要である。
- どの年齢でも、歯みがきについて歯科医師等の指導を受けるのが望ましい。
※1:写真の歯ブラシの植毛部の長さは約2cmである。
※2:歯科医師の指示によりう蝕のリスクが高いこどもに対して、1,000ppmFを超える高濃度のフッ化物配合歯磨剤を使用することもある。
参考になりましたでしょうか?
歯磨き粉以外にもホームケアの方法は様々あります
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