日曜日は楽しみにしていた松竹大歌舞伎✨
フェニーチェ堺へ。
開演時間になって、客席後方から歓声があがり振り向いたら、通路脇のお客さんとタッチしながら通路を進んでくる隼人さん!
真後ろを通った時に、わたしもここぞとばかりに手を出して軽くタッチ!!
ラッキーでした💕
ありがとうございます✨
ご挨拶は、お客さんに親近感をもってらうための隼人さんのアイデアとか。
初めて歌舞伎を観る方!とお客さんに挙手してもらい、観に来た理由を尋ねると、近いから!というお答え!
続いて、出演者の中に興味のある役者さんはいますか?って誘導尋問?!
隼人さん!と答えてくださったので、来年の隼人さんカレンダーをプレゼント🎁
羨ましいと思った方はご安心ください!本日販売しております!って😆
それから、演目の魅力と見どころを初めてのお客さんにも楽しんでもらえるようにわかりやすく解説してくれて
最後はカメラ撮影の時間まであって至れり尽くせり✨
和やかで楽しいひと時✨
最後に、携帯の電源を切るのを忘れないようにって言ってくれたおかげで、上演中客席の携帯が鳴ることはなかったです。
14列目ど真ん中からスマホで録った写真で📷うまく撮れてませんが
素顔の隼人さん、爽やかです✨カッコいい💕
実物はもっともっと素敵でした✨
このあと、隼人さんは10分間で早替えして、最初の演目『双蝶々曲輪日記 引窓』に登場✨
『引窓』は人間の情愛を描いて、見どころがいくつもあって好きな作品。
CS特選歌舞伎の新春浅草歌舞伎『引窓』を何度か見ましたが
生の舞台は張りつめた空気感が客席にも伝わって一段と胸に迫るものがあって
母お幸が永代供養のために貯めた金子を出してきたあたりから涙が止まらなくなりました😭
隼人さんの南与兵衛のちに南方十次兵衛、市川笑三郎さんの女房お早、上村吉弥さんの母お幸、中村錦之助さんの濡髪長五郎、それぞれを思いやる四人がとても愛おしくて切なかったです😥
とくに与兵衛の優しさ!!号泣しました😭
中村隼人さんは、CS衛星劇場特選歌舞伎『番町皿屋敷』を見てファンになりました。
声と台詞回しが心地よくて✨
鷹揚で一本気な青山播磨がみせる喜怒哀楽がどれも絵に描いたように美しかった✨
先日、WOWOWで『中村仲蔵~歌舞伎王国下剋上異文~』を見て(※作品は面白かったです!)歌舞伎が一瞬一瞬どこを切り取っても美しいのは、役者さんたちの日々の鍛錬の賜物だというのがよくわかりました。
生まれ持った姿かたちのよさに、一朝一夕にはいかない経験や葛藤を重ねてこその絵に描いたように美しくて説得力のあるお芝居✨
なによりも、お客さんに伝わるように心をこめて細やかに丁寧に演じているのをすごく感じます。
与兵衛が、お幸と濡髪長五郎の関係が実の親子だと気づくまで無言(無音)で数秒間(もっと?)思案する場面、ものすごく好きだった✨印象に残りました。
ばーんとクローズアップされて、目の前にいるような感覚!!錯覚?!
フェニーチェ堺の『引窓』めちゃくちゃよかった!!感動しました✨
『身替座禅』
番付(パンフレット)の解説とみどころに
全体的にユーモラスで、誰もが楽しめる内容ですが、松羽目物としての角も大切で、演者の技量と品格が求められる作品です。
目にも耳にも華やかな歌舞伎舞踊の一幕をご覧ください。
後半では屋敷へ戻る右京の出が眼目です。
千鳥足の右京が、花子との逢瀬の余韻に浸りながら、うっとりと艶っぽく帰る様子を表現するのは大変難しいと言われいます。
とありました。
チャーミングではんなり✨これはもう隼人さんにぴったりすぎる!!
隼人さんの右京なら、錦之助さんの奥方玉の井が彼を愛するあまり束縛したり嫉妬してしまうのも納得!
思わず肩入れしたくなる魅力満載です❣
『身替座禅』は劇場で何度か観たことがあるけれど
隼人さん右京の舞の綺麗さ!!魅せられました✨
逢瀬からほろ酔いで戻ってきた右京が自分と花子のやりとりを踊りわけて魅せるところ❣
艶やかで惚れ惚れ❤
柔らかく包みこむような優しいオーラ✨ずーっと見ていたかった❣
松竹大歌舞伎✨最高でした!!✨
12月の南座✨今からものすごく楽しみです❣