林住期に突入!何処に住む?何処をめぐる?

仕事や世間から自由になり、己の人生を振返り森や林の自然を感じ静かに生きる林住期に突入!さて、何処に住み何処を巡るか?

紅葉散策、奈良へ!!

2024年11月29日 | Weblog
ひとっ飛びに冬がやってきてしまったこの頃、
11月中に、何とか秋の名残を探しに、奈良に行く!!
奈良大和路紅葉巡り
というバスツアーに参加。
4か所を巡る。

まずは、天理市にある山寺「長岳寺」へ。
このお寺は、
弘法大師が大和神社の神宮寺として開いたという歴史のあるお寺。

大門を潜り抜け、しばらく行くと鐘楼門(国重文)があります。

平安時代に弘法大師が創建した当時からある建物で、日本最古の鐘楼門と言われている。


池の周りの紅葉がきれいに色ずいてました。

そして、池に向かうように本堂が建っています。
全体的にシンプルな感じです。
本堂の内部は撮影禁止ですが、阿弥陀三尊像など、
平安時代に造られた仏像が安置されている。
右側には圧巻の大地獄絵があり、住職が丁寧に解説してくれました!

ひなびたお寺の次は、
桜井市の多武峰(とうのみね)という山の上に鎮座する「談山神社」。

階段が続きます。
3,000本ほどのヤマモミジとイチョウがあり、
奈良の屈指の紅葉スポットだという。

この神社は1300年以上もの歴史があり、
藤原鎌足がご祭神で、中大兄皇子(後の天智天皇)と「大化の改新」の密談を行い
後にこの山を「談い(かたらい)山」と呼び、この神社の社号になったという。

かなり派手な本殿です。

今年は秋も暑さが永かったため、
真っ赤な紅葉にはまだなってませんでした。

とても珍しい十三重塔があり紅葉とのコラボが美しい。




そして、
バスは奈良県東部・宇陀市の「室生寺」に向かう。



真言宗の総本山である高野山金剛峰寺が、厳しい女人禁制であった頃が、
室生寺は女性の参拝を許してきました。
そのため、室生寺は「女人高野」とも呼ばれており、
女性からも親しまれているお寺だという。


美しい色彩の「仁王門」は、門の左右には迫力ある仁王像が安置。


室生寺は、山の中にひっそりと隠される秘宝のようなお寺なので、
片道700段、自然石の不規則な階段を登ります
石段を登った先には、室生寺の本堂、現在は国宝に指定されているお堂です。

本堂の先にある石段を見上げると五重塔が見える。
平安時代初期に建立されており、
五重塔としては国内で一番小さく約16メートルの高さです。
女人高野室生寺のシンボル的な存在で、「もっとも可憐な木塔」と言われているとか。


そして金堂、

ここには国宝の釈迦如来立像が安置されている。
平安時代を代表する一木造り。

とても趣のある静かなお寺で、
シャクヤクが美しいという4月か5月に、
もう一度、訪れたいものです。

最後に、桜井市初瀬にある「長谷寺」です。
長谷寺は奈良県真言宗豊山派の総本山の寺院。

りっぱな仁王門があり、
入ってすぐから登廊(のぼりろう)が始まります。

本堂まで、上中下の三廊に分かれており
全部で399段ものゆったりとした石段がつづきます。

登廊を登って、まずは本堂を目指します。
途中、菊の回廊が見られました。秋だ!!

現在の本堂は、
江戸幕府の第3代将軍・徳川家光の寄進により再建されました。

本堂の中に入り、本尊をまじかに見ることができました。
本尊は、木造の仏像としては日本最大の十一面観世音菩薩立像。
高さは10mを超え、大磐石に立つ独特の姿をしてました。

中に入るときに「結縁の五色線」の腕輪がいただけて、
観音様と御縁が結ばれるしるしとなり、
災いを除き、安心を与えるとのこと。

長谷寺と言えば、この「長谷(はせ)の舞台」が有名だとか。

広い内舞台!

外舞台!!

舞台からは五重塔が見えます。

長谷の舞台から見た紅葉の景色。

そして、また、長い階段を下っていきます。

境内の紅葉が、見頃を迎えていました。

奈良の
夕暮れ時です!!

また、是非、
違う季節に訪れたい~!!

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