歩くとき

　ただ歩くときに

　瞑想を持ち運ぶ。　*ここで言う瞑想は、自分の行動に気づいていること。意識的であることです。

　
　動禅というものもありますし、オイリュトミーの３（９）分割のあゆみというものもあります。

それだけでなくても、ただ足の裏を感じて、大地に感謝して、そして、ハートの少し下の部分が動こうとするのを感じてから足を運ぶ動作をするとか。

　このときに、足ばかりを感じていないで、宇宙とのつながりを忘れないように、一本のピアノ線で吊られているかのようにイメージして、歩く。

　以上は、オイリュトミーの歩き方です。

アレクサンダーのは、言葉ではまだ表現できない・・・。首が楽で、あとは、やっぱりワークに来てもらわないと・・・。


　どんな困ったときにでも、このことを思い出すと、どこか楽になれます。楽になりたくない時もありますから、そういう時は自分の選択したものを尊重していたらそれはそれで、とても意味のあることだと思います。

　でも、もう十分、だと感じて、それを手放すと決めたら、（まずは決めることですね）あとは、ただ身体の心地よさと、首が楽かどうかに意識を向けて、自分の選んでいる姿勢や行動や感情を見つめて、そしてできることがあれば、変えていくっていうこと、試してみてほしいです


　自分だけではなくて、周囲がどんどん変化していきますから。

ハートから

　頭ではなくて、ハートで感じたことを、大好きだと思うことをできるだけ選択してやっていけたら。

　そのためには、それを選択することがほんとうに自分だけではなくて、周囲をも幸福に、楽しくする、という確信が必要。

　ハートと言われても、それを感じるのが難しい時、身体の声を聴くことが助けになる。

　でも、それも、きっと初めは難しい。


　それでも、わたしたち、お腹が空いたら食べるし、眠たかったら寝る、どんなに我慢していても、全くそういう暮らしをできなくなってはいない。

　そうしたら、身体の声を聴いてあげられたことをまず褒めてあげる。


　今、生きていることが奇跡。


　当たり前なことなんてひとつもなくって、どんなこともほんとうに奇跡だと思えたら、ここにあるどんなことにでも感謝して向き合えるのではないかしら・・・。

　そうはうまくいかない時もありますが、それは、過去にとらわれていることがあるからなのでしょう、きっと。

　終わったことは、いい悪いと言わずに、どんどん水に流していってしまう、執着せずにいる、ということが、きっととても大切で、そして「今」与えられた恵のすべてに感謝できたら、そうしたら、きっといい循環が生まれるのでしょう。

　そうは言っても、・・・ということもたくさんあるでしょうけれども、まずはここから始めることを選ぶ自由がわたしたちにはあります。

　どんなに小さく思えても、今の自分の状況をどう感じ、どう思うか、それは、本当にわたし達ひとりひとりに与えられた大きな自由です。

　だからこそ、なにも、誰かや、状況のせいにすることなく、一つ一つ、選択していきましょう。


　そのためのとてもいい練習になります。

　瞑想も、セッションも、そして、１０日から始まるワークショップも。

　ご参加お待ちしています。