【蟹バリズムの映画イズム】

蟹バリズムと申します。見やすい!わかりやすい!をテーマに映画ライターを目指して活動しています。

『ラストエンペラー』(1988年) 【映画紹介】

2024年03月14日 12時28分39秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのはラストエンペラーです。

ジャンルはドラマ/歴史です。

舞台は中国ですね。

世界的に有名な作品ですが、規制などの影響で中国ではあまり知られていない作品です。


【上映時間】

163分


【制作国】

イタリア/イギリス/中国

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

1950年、共産主義国家として誕生した中華人民共和国の都市・ハルピン。中国人戦犯でごった返す駅の中で、自殺を試みようとする男の姿があった。彼こそは清朝最後の皇帝・溥儀。薄れゆく意識の中で、溥儀の脳裡にさまざまな過去が蘇るのだった。


【ネタバレなし感想】

ベルトルッチの映像美は圧巻。
完全に史実通りってわけではなく、かなり脚色されているみたい。
ラストは黒いスクリーンに音楽だけ流す。
この余韻は映画館で味わうべき。


『ストリートダンサー』(2024年) 【映画紹介】

2024年03月13日 08時20分30秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのはストリートダンサーです。

ジャンルはドラマです。

映画大国のインドが制作。

制作は2020年ですが、日本公開は2024年ですね。

ハチャメチャに楽しいエンタメ映画なのでぜひチェックしてくださいね!


【上映時間】

142分


【制作国】

インド

【監督・脚本・キャスト】

 
 

【あらすじ】

舞台はロンドン。インド系の青年サヘージ(ヴァルン・ダワン)率いるヒップホップ・ダンスグループ「ストリートダンサー」と、パキスタン系の女性イナーヤト(シュラッダー・カプール)率いるチーム「ルール・ブレイカーズ」はライバル同士で、街中で鉢合わせするたびに、火花を散らすダンスバトルを繰り広げていた。ある時イナーヤトは、レストランオーナーのラーム(プラブデーヴァー)が、閉店後に南アジア系の路上生活者に食事を無償提供していることを知る。そして、活動を応援する資金を得るため、仲間とともに、優勝すると 10 万ポンド(約 1,800 万円)の優勝金が獲得できるダンスバトル「グラウンド・ゼロ」への挑戦を決意する。一方サヘージは仲間と別れてイギリスのグループ「ザ・ロイヤルズ」に加入し、グラウンド・ゼロに挑む。 別々の目標のもとグラウンド・ゼロに参戦した2人だったが、あるきっかけから友情が芽生え、同じ目的を持ち、コンペティションを勝ち進んでいく——。


【ネタバレなし感想】

これヤバい。
インドの超絶エンタメ作品。
そこに上手く移民問題も落とし込んでる。
凄すぎる。

登場人物がみんなカッコいい。
曲もダンスもカメラワークもカッコ良すぎる。
ラストのダンスバトルなんて半端ない。
見終わったあとの高揚感と幸福感も凄い。

上映館数は少ないが、絶対に映画館で見るべき!
とくにシネ・リーブル梅田のOdessaとは相性抜群。

バカみたいに面白い。
圧巻のパフォーマンス。


『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023年) 【映画紹介】

2024年03月13日 08時19分59秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのはキラーズ・オブ・ザ・フラワームーンです。

ジャンルは歴史/クライムとなっております。

スコセッシ監督の作品ということで、公開前から注目されてた作品ですね。


【上映時間】

206分


【制作国】

アメリカ

【監督・脚本・キャスト】

 

【あらすじ】

地元の有力者である叔父のウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)を頼ってオクラホマへと移り住んだアーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)。アーネストはそこで暮らす先住民族・オセージ族の女性、モリー・カイル(リリー・グラッドストーン)と恋に落ち夫婦となるが、2人の周囲で不可解な連続殺人事件が起き始める。町が混乱と暴力に包まれる中、ワシントン D.C.から派遣された捜査官が捜査に乗り出すが、この事件の裏には驚愕の真実が隠されていたーー。


【ネタバレなし感想】

「206分があっという間」というわけではなかったが、長尺なのに退屈じゃない。
スコセッシだから成せる技。
惹き込まれる映像、演技、脚本。
見事。


『落下の解剖学』(2024年) 【映画紹介】

2024年03月13日 08時19分39秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのは落下の解剖学です。

ジャンルはドラマ/クライム/スリラーとなっております。

2024/3/11に行われたアカデミー賞にて脚本賞を受賞した本作。

公開前から注目されていた作品です。


【上映時間】

152分


【制作国】

フランス

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

⼈⾥離れた雪⼭の⼭荘で、男が転落死した。はじめは事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラ(ザンドラ・ヒュラー)に殺⼈容疑が向けられる。現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息⼦だけ。事件の真相を追っていく中で、夫婦の秘密や嘘が暴露され、登場⼈物の数だけ〈真実〉が現れるが――


【ネタバレなし感想】

ものすごくスローテンポで、セリフがメインの作品だから、体感上映時間は3時間以上に感じる。
でも面白いんですよ。

主人公の息子が視覚障害者っていう設定も見事。
これのおかげで、裁判がより複雑になり、映画的な面白さが増す。

よくある法廷ドラマや映画と大きく違うのは、優れた弁護士やカリスマ性のある味方がいないところ。
リアリティのある法廷劇に仕上がっている。


『ARGYLLE/アーガイル』(2024年) 【映画紹介】

2024年03月12日 07時32分00秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのはARGYLLE/アーガイルです。

『キック・アス』や『キングスマン』シリーズでおなじみのマシュー・ヴォーン監督です。

マシュー・ヴォーンと言えば“スパイ”を題材にした作品が多いですが、今回もがっつりスパイ映画ですね。


【上映時間】

139分


【制作国】

イギリス

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

凄腕エージェントのアーガイルが世界中を飛び回り、謎のスパイ組織の正体に迫る大人気スパイアクション小説「アーガイル」。ハードなシリーズの作者エリー・コンウェイの素顔は、自宅で愛猫のアルフィーと過ごすのが至福の時という平和主義。しかし、新作の内容と実在するスパイ組織の活動がまさかの一致で、エリーの人生は大混乱に! 物語の続きをめぐり命が狙われる事になった危機的状況をエイダン(サム・ロックウェル)と名乗るスパイに助けられる。 果たして、出会うはずのなかった二人と一匹の猫の危険なミッションの行方は…?!


【ネタバレなし感想】

脚本、カラフルな煙、演出、カメラワーク、音楽の使い方。
良くも悪くもマシュー・ヴォーンらしさが全開だった。
設定はすごく面白い。
だけど、後半の二転三転する展開はクドいと感じてしまったなぁ。
急にスケートしたり、ダンスしたりする演出は面白かった。
キングスマンほどキャラクターに魅力は感じなかった。