オカン
オカン死んでもた
まーオカンは生きてる時、ワガママし放題 好き勝手の極みであり(何やねんこいつ)くらいに思いながら、時には怨み時には離れ 怒り怒りを繰り返す何十年でした。
若い時は 酒浴びるほど呑む 金使いまくり 喧嘩しまくりで 幼い俺は ついて行けずに(じー)っとしているだけでした。男にもモテるんかなんか知らんけど、オヤジもいっぱい出現しまくるし(おー君がHIdekiくんか)みたいな 髭男爵の第一声には 幼いながらも(飽き飽き)。借金取りから🏃逃げて 他人家の押入れに隠れたり、パンチパーマのヤクザの取立てに(お前出て行って いま居ないって言ってこい!)とか 包丁もって暴れたり ヤクザんちに文句言いにいって揉めたり、家に火つけたり何やかんやある うん10年でありました。
実の母親が 他人の頭をビール瓶で割ってる姿はなかなか厳しいですw
まー上げたらキリが無い訳やけど、子供ん時から父親が居なかった 俺にとっては(オカンが全て)であり、大好きな存在でした。子育てのやり方は(クソ)やと思うけど、訳わかめな育て方と放置と見栄っ張りな中にでも、俺の心には(優しいオカン)ってのが入って行ってた訳です。
でも 俺が成人する頃には 俺も自分の道を模索し始め オカンは持ち前の自由さ加減が爆発し ちょっと距離を置いていた。
そんなオカンが急に逝ってもうた。
最後の方は 若い頃と別人のように 大人しくなってた訳やけどね。
最後の言葉は電話ごしに,厳しい口調で(オカン もうちょっと他人に感謝しなあかんで)やった様な...
いま俺は 誰もいない葬儀の場所で、棺に入った(寝てるみたいなオカン)と 二人っきり、いっぱい人がいる時は 平気過ぎるくらいで(これ悲しいか?)ってな位やったけど、寝てるみたいなオカンの横に座って 缶コーヒー片手に喋って見たら、(完全に俺はオカンの子供で オカンは完全に俺のオカン)やなって位に泣けてきた。
友達とか 親戚とか 知り合いの死は立ち会って来たけど、俺が(存在する芽)となる 愛すべき愚かなオカンの死は、特別であります。
俺はまだまだ生きる!けども、またあの世へ行って会えたら (オカン!元気にしてたか? また俺が子供の時からやり直そうや^_^) って言いたいと思います。
しかし 勝手気ままな オカンは(え〜(´・_・`)もうメンドくさいから嫌や!うち そんなん好かんねん!)って拒否しそうですがねw
オカンに(他人に感謝しな) って言ってたからには、少なから俺も他人に感謝したいと思います。
またなオカン!