昨日の別府練習…
たった今の現実は、
結局今までの結果であり、
運命だろう。
いくつも枝分かれし、右左を求められ、
後戻り、回り道を繰り返し、
しかし、結局時間は前に過ぎるのみ、
たった今の現実は今までの結果…
その結果で生きていくだけなのだが、
まぁ、未来は…やり方しだいで制約はあれど無限ではあるが。
…その結果でみるなら、
五年ぶりに元シークルーインのギター
ユカちゃんと明日のステージの練習…
別府のとある公園で、
日も暮れた外灯の下で、まずはバイオリンと合わせた…
とにかく風が強くて譜面がペラペラとあおられて…
実に厄介であるのだが…
とにかく今日しか時間はない、音を出さねば。
先ずはさわりのイントロ部分、
直感的に…いけるなこれはと練習も
束の間、
ロマンスグレーの紳士と御婦人が近づいてきた…
外灯の下…バイオリンとギターの音色に脚が向いた感じで、
興味深げに視線を注いでくれていた。
視線を感じつつも、イントロ部分のチェックを繰り返し…
そのまま、お客さんとして、
練習開始から5分…本域で歌い始めた。
またしても始まった…ライブ…
結果そのまま、フルコーラス…
ご夫婦から拍手を頂き、二、三会話を挟み…
頑張って下さいね…と二人は去っていった。
今まで幾度となく…こういうのは繰り返してきたが、
たった今の現実が、
純粋にうれしいのであり、
そうなんや…
それから僕らは、
とにかく練習した…