国東魂サムライ10の忘年会、
それと
その中の、年は10違う若手のタクローの送別会、
いや激励会やな、
彼は数ヵ月後、嫁さんと幼い子供を連れ、
仕事でタイに行くのが決定してるのであり、
彼を送り出す…言わば身内の、国東魂の会だった。
彼とは数年前居酒屋のバイト仲間として知り合い、
人見知りな俺でも彼の人のよさから醸し出す
やわらかい物言いに
すぐにイイヤツだとわかるまでにそう時間はかからなかった。
身辺がわかると以外に共通の知り合い、
いや、ゴウの後輩、結果ダイスケと同級、
知り合いと親戚、ドラムやってるなど、
なるほど、バンドマンなら話は早い、
俺らはバイトの仕事の合間にバンドの話で時間をつぶした。
新婚で金がいるんですよ、と
子供が産まれてバタバタ忙しくなったんで、(やったかな?)
彼は先に辞めたが
それからちょいちょいライブに見に来てくれた。
彼がシークルーインをYouTubeにライブ映像を投稿してくれて
当時それが自分のバンドを知ってもらう挨拶がわりになった。
飛富士最初のイベントだった寺田町さんよんだロッキン博徒も
彼のバンド、プードルズも対バンで盛り上げてくれた。
国東魂のバンドではドラム叩いてもらい
萬弘寺、龍神バンドコンテスト、国東魂ロックフェス3と
即興バンドとはいえ、
やるきかいがあり、また、国東魂の会議、飲み会等、
ちょうど手が届かない部分を支えてくれる…
そんな、
バンドに対してだれよりも熱く、仲間としても熱い彼が、
タクローが旅立つにあたり、
貸しきった、寺尾ん焼肉屋開山で
唄った、裸になって、
シュッとした若手の裸にたいし
ポテッとした
タプッとした、
プテッとした、
ダイエット失敗した僕の裸が見苦しく、
集まったサムライ10
彼を送り出す、
やはり音楽が場を1つにするのであり、
そんなに酒が強くない彼は、
顔や目が、目頭が、赤くなりながらも、
近々訪れる人生の転機を
真っ正面から捉え
語る姿に
出会った当時から昨日までがあっという間とはいえ、
松原君の
かもしでる人間が、
好きであると
改めて胸ん中にしまった。