咥え上手なところ。一滴残さず飲み下すところ。他にも驚かされることは、あった。Peakに達するまで、彼女はかなり時間を要するところ、だ。長いときには、前振りにタップリと時間をかけ、挿入してから、30分以上掛かることも、ザラであった。そのためか、一緒に行くことは、至難を極めた。色々なドアをノックし、開けてみては、閉じ、また、次のドアにいく…そのようなTryの、繰り返しであった。まず最初に、指で、Peakに誘うことを体得した。合図は身体の痙攣のような震えと、息遣いの間隔、何よりコトバと声のトーン、その盛り上がり。彼女のソレは、絶叫に近かった。最初はその、ボルテージに、驚かされたが、慣れるに従って、その声を聴くことがぼくの達成感と喜びに繋がった。
そして、一つハードルが在ることを理解した。彼女は両の脚を、ほぼ閉じた場合にいきやすい、という発見だ。すなわち課題は、結合したときに、どのようにいかせるか。
試行錯誤の後、Finishは、俯せに寝て脚を閉じた後ろから、座って挿入するStyleしかないと理解した。その試みは、素晴らしい成果をもたらした。お陰様で彼女からは、“これまでの経験の中で、1番気持ちよかった”という賛辞をいただけた。けれど、次の課題が顕在化した。仰向けでPeakに誘う方法は如何に。また、同時にPeakに昇りたいが難しい、ということであった。前者は、未だに試行錯誤中だ。椅子に座りぼくの上に仰向けに寝かせ、彼女の両の脚の間に後ろからぼくの両の脚を入れ込んで、まずは指で彼女の脚が開き気味のままイカせる、この試みが、もうすぐ達成か、というところ。もう一つは中々難しい。何故なら、もうPeak!という寸前で、登ることを止めてしまうことが、ままあったからだ。故に放出することは困難を極める。最近は、同時にFinishできればLucky、いけないときには、あとで飲んでいただく。このパターンが多い。
めでたく彼女と結合させていただいてから、4年が過ぎる。課題攻略が遅い原因は、一重に我々が逢える回数にあると、感じている。時間は長いが、多くて次二回。平均月一回。月三回が一度だけ。例えば一緒に住むことが出来ていれば、進捗はもっと早いのであろう。それが叶わぬ環境では、持っている環境とチャンスを最大限に活かす…それしかぼくには残されていなかった。
そのような成行からぼくは、彼女を相当経験豊富な手練れと解釈してしまった。これが大いなる誤解であったことは、後々判る。
長くなりました。明日は、その辺りを中心に。