西荻窪の寿司屋なら、彼女は喜ぶと、確信があった。何年振りかの再会で、彼女はとても日本酒が好きで強く、おまけに魚が好きなことを理解したからだ。寿司屋への道中、ピッタリと彼女をエスコートして、質問責めにした。気立ての良い彼女は、それらにいちいち丁寧に答えてくれた。お見込みのとおり、寿司屋のカウンターでは、彼女の横をゲットできた。
よく話しをした、中学を卒業してから、高校生活、大学生活、就職、結婚…この辺りで、流石に呑まされ続けた彼女は回ってきたようだ、他のメンバーに怪しさを察知され、席を取られ、戻ってきた時は、御開き直前。慌てて大将にお任せで握ってもらい、鮨をポンポン放りこむ。あまりの変わらない可愛さにクラクラした。
2016.4.22
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