読む、書くの雑多な日々、気まぐれな日常

好きなこと、雑多な日々、小説などを色々と書いていきます

異世界恋愛 

2021-05-27 14:11:14 | オリジナル小説

オリジナルを練習のつもりで書いてみました。

 黒服はモテない、ロングスカートは魔女みたいとか、えっ、もしかしてディスられているの、馬鹿にされているのと思ってしまったが、言い返すのも面倒で黙っているの自分はと思ってしまう。
 有名なブランドではないけど、今日は二回目のデートで服はモード系西田のがまずかったかと思ってしまった。
 多分、自分にも悪いところはあったのだ、最初のデートの時はふわゆるのスカートにブラウス、つまり、世間でいう可愛い系の恰好をしていった。
 二回目は少し大人っぽく、でも自分は好きではなかった、普段からユニクロ、量販店の無地のシャツに黒ズボン、つまり無難な恰好をしていたからだ。

 「えっ、何だよ、突然」

 「別れようっていったの、じゃ」

 「おい、待て、待って」

 何、その顔、何故か男の顔を見ても、ああ、こんなものかという感じだった。
 
 「最後ぐらい、奢って、いや、払うわ、さようならー」

 席を立ち、ひらひらと手を振って終わりだ、やはり年下の男は駄目だ、自分は彼より○歳上だが、元々はオヤジ、おっさん年上が好きなのだ、枯れ専なんて言葉が一時流行ったが、あの頃に相手が見つかれば、もしかしたら今頃は有閑マダムかもなんて思ってしまう。

 デートの後は友人の家に寄るつもりだったが、園気分も萎えてしまった。
 公園で寄り道して、確か屋台が出ていた筈だ、まだ、閉まってはいないだろう、ベーグルサンドとコービーを持ち帰って食べようかなと思っていると。

 「おい、待てよ」

 振り返ると、つい先ほど別れた筈の男が立っていた、文句でも言いに来たのだろうかと思っているといきなり、肩を掴まれて押されてしまった。
 いきなり何をするのかと思ったが、はっとした、後ろは池なのだ。

 水音がして冷たいと思った時、思わず目を閉じてしまった、人間って簡単に死ぬんだと知ったのは子供の頃だ、母が、父が、そして、今、自分も同じように。

 ああ、恋人がいないままか、歳とかイケメンとか、金持ちとか関係なくて、あたしだけを愛してくれる人が欲しかった。

 そんな事を思ってしまった、すると。


 「それは、それは、ささやかな望みですね」

 と、笑うような呆れた声が聞こえてきた。


 
 溺れるのは不可能だと思われるくらい浅瀬の中で尻餅をついていた。

 「ここ、どこ?公園じゃない、わよね」

 独り言のように呟き周りを見ようとして目が合った、知らない男性と。


 
 ずぶ濡れのままでは風邪をひくからといって男性の自宅に案内された、木造の家は決して大きくはない、まるで外国のログハウスというよりは物置のような感じ、いや、ライトノベルの挿絵なんかで見る、物置小屋に似ていると思ってしまった。(失礼だが)

 ここはどこ、知らない場所だ、まさか、公園の池が、こんなところに繋がっているとはびっくりだ。
 そういえばあの公園は以前行方知れずになった人がいたことを思い出した、危ない人、暴漢、強姦魔、襲われた相手、被害者が姿を消したのだ。
 
 「あそこは狐や狸がいるから、気の毒に思って連れて行かれたんだよ」

 年寄りの言葉を思い出した、すると自分も、もしかしたら。


 一週間ほどが過ぎた、不思議なもので知らない場所なのに馴染んでいる自分にびっくりだ、男性にもだ。

 「今から買い物に行くが欲しいものはあるかい、みっ、ミサ」

 名前を呼ぶとき少し、どもるようなのは言い慣れていないせいだろう、それがおかしいというか楽しく思えてしまう。

 「一緒に行きたいんですが、駄目ですか、街を見てみたいし」
 
 少し困った顔をする男性は説明してくれた。
 自分のように余所から迷い込んで来る人間というのは、昔は大勢いたらしい、それも様々な人種が、金髪、赤毛、中には白髪、だが、ここ数年は殆どいないらしい、つまり外国人だろうか、ところが黒髪というのはあまりいなかったらしい。
 数年ってどのくらいと聞くと三百年ほどといわれてしまった、いや、それって数年じゃないからと思わず突っ込みたくなった。
 服も靴も変わっているからじろじろと言われて、何だそんなこと、動物園の希少動物扱い、パンダかと思ってしまった。
 
 
 しかし、街までは結構距離があった。

 ちゃんとした店もあるが、露天のような店もある、日本でいうなら朝市、外国ならマルシェというところだろうか、野菜、果物、色々ななものが並んでいて見ているだけでも楽しい。
 欲しいものがあったらと聞かれて思わず果物と答えてしまった、この一週間、普通の食事、パンとスープ、茹でたジャガ芋や野菜はあっても果物、甘い物がなかったのだ。

 果物の並んでいる店の前、だが、並んでいるのは見たことのないものが多くて正直迷ってしまう。

 「おすすめはありますか、甘すぎなくて酸っぱいものとかいいんですが」
 「そうだな、この白いサンキツッ、酸味があって美味しいと思うが」

 柑橘、ミカン、オレンジだろうか、しかし、白い色というのは意外すぎて食欲が、いいや、ここは外国と思えばいいんだ
と。

 「あの、貴族様ですか」
 
 店の主、老婆の言葉に驚いてしまう、黒い服を着ているので、その言葉に驚いた。

 「いや、平民です、市井の人間です」

 「この国では黒い服なんて珍しいんです」

 日本ではモード系なんて古いと言われているけど、ここで貴族に間違われるとは驚いてしまった、だが、服だけではない、髪も関係しているらしい。
 長さもだが、自分は暑いので後ろでまとめて、アップにしている、だが、周りを見ても、そういう人はあまりいないのだ。
 店を離れたときにティムズさんに聞くと髪を伸ばしているのは金持ちや貴族が多いと言われて、だったら、切ろうかと呟いたら驚かれた。

 「綺麗な髪だから、そのままでいいんじゃないか」

 髪が綺麗なんて久しぶりに聞く言葉だ、別れた男からも言われなかったなあと思い出した。
 正直、今まで婚活、ナンパしたが、そんな相手から言われても、お世辞だなあと思ってしまって素直に喜べないのだ。
 気づかれないように隣を歩く男性の顔を見る、背はそれほど高くない、自分より少し低いかもしれない、そんな男性の顔は少し困った、いや、なんとなくだがこういう台詞、女を褒める事になれていないような感じで、凄く新鮮な感じがした。
 茶色というか焼けたような茶色に黒や白が混じっている、歳は確か、四十後半、五十ぐらいだろうか。

 


 外の国から人が来たとの報告が入った、城に呼び出された限られた貴族と騎士団の人間は驚いた、随分と久しぶりのことだ。
 吉報ではと皆が浮き足立ったのも無理はない。

 「そういえば、しばらく前からオウルランドの土地、日照り続きでしたが、十日程前から雨が降り始め、そのせいか作物の育ち具合も良くなってきたと報告が入ってきております、新種の作物の種つけも失敗続きだったのですが、それが」
 「おお、確か、かっての異国人の現れたときも、そのような報告があった」
 「外の国の人が現れると自然や天候などに変化が現れると聞きます」

 喜びの声を聞いていた国王が初めて口を開いた。 

 「皆の者、もし、異国人を見かけてもしても過度の接触などは避けるように」

 その言葉に皆が緊張した顔つきになった。

 「彼らは同じ人ではある、だが、違う世界から来た故に物の見方、考え方は違う、一部の心ない人間達の行いによって我々の先代達が、どんな眼に遭ったか、それを踏まえた上で行動してほしい」

 人々の間に緊張が走った、アーシャ国は人間しかいない、妖精、精霊、獣人や亜人などはいない、珍しい国だ。
 そんな国にとって、違う世界から突然、現れた人間というのは珍しくもあった。

 
 王国騎士団に勉めているコンラッドは、突然の召集に驚いたが異国の人が来たということが、そんなにも重要な事なのかと改めて思い知った作物や天候の異変は別の世界からこちらへくる際に色々な形で現れるもので、他国では国の半分が消失するほどの災害にもなるらしい。
 昔の文献、言い伝えではアーシャ国では、それが起こったのは彼らが帰郷するときだ。
 一説によると、神にも似た力、世界の理が国に罰を与えたのではないかと言われていた。
 
 「騎士団長就任、おめでとうございます」
 「ありがとうございます、ですが」

 「貴方には市内の見回り強化をお願いしたいのです、異界、異国の人間に対して自国の人間は何もしない、ですが、異国人を奇跡の人と敬う国もあります、他国では医術や魔法を使わず難病の怪我人を直したという伝承もあります」
 「なっ、本当ですか」
 「知らないのも無理はありません、これは王族、皇族の間でしか知られていないことです、でも、いつかは、そんな事が秘密ではなくなったら」

 公になったらどうなります、宰相と国王の表情にウォーレン・コンラッドは、はっとした。

 「少し前から旅行者、商人の取引など厳しく取り締まっています、理由はおわかりですね、貴方方、騎士団に協力してもらいます」

 

 

 

 


異世界、オッサンに恋したアラサー女は美女、らしい

2021-05-21 13:08:31 | オリジナル小説

久々にオリジナルの練習をしようと思って書き始めました。

キャラの名前は変更するかもしれません、なろうかアルファポリスにUpするつもりです。

 

 黒服はモテない、ロングスカートは魔女みたいとか、えっ、もしかしてディスられているの、馬鹿にされているのと思ってしまったが、言い返すのも面倒で黙っているの自分はと思ってしまう。
 有名なブランドではないけど、今日は二回目のデートで服はモード系西田のがまずかったかと思ってしまった。
 多分、自分にも悪いところはあったのだ、最初のデートの時はふわゆるのスカートにブラウス、つまり、世間でいう可愛い系の恰好をしていった。
 二回目は少し大人っぽく、でも自分は好きではなかった、普段からユニクロ、量販店の無地のシャツに黒ズボン、つまり無難な恰好をしていたからだ。

 「えっ、何だよ、突然」

 「別れようっていったの、じゃ」

 「おい、待て、待って」

 何、その顔、何故か男の顔を見ても、ああ、こんなものかという感じだった。
 
 「最後ぐらい、奢って、いや、払うわ、さようならー」

 席を立ち、ひらひらと手を振って終わりだ、やはり年下の男は駄目だ、自分は彼より○歳上だが、元々はオヤジ、おっさん年上が好きなのだ、枯れ専なんて言葉が一時流行ったが、あの頃に相手が見つかれば、もしかしたら今頃は有閑マダムかもなんて思ってしまう。

 デートの後は友人の家に寄るつもりだったが、園気分も萎えてしまった。
 公園で寄り道して、確か屋台が出ていた筈だ、まだ、閉まってはいないだろう、ベーグルサンドとコービーを持ち帰って食べようかなと思っていると。

 「おい、待てよ」

 振り返ると、つい先ほど別れた筈の男が立っていた、文句でも言いに来たのだろうかと思っているといきなり、肩を掴まれて押されてしまった。
 いきなり何をするのかと思ったが、はっとした、後ろは池なのだ。

 水音がして冷たいと思った時、思わず目を閉じてしまった、人間って簡単に死ぬんだと知ったのは子供の頃だ、母が、父が、そして、今、自分も同じように。

 ああ、恋人がいないままか、歳とかイケメンとか、金持ちとか関係なくて、あたしだけを愛してくれる人が欲しかった。

 そんな事を思ってしまった、すると。


 「それは、それは、ささやかな望みですね」

 と、笑うような呆れた声が聞こえてきた。


 
 溺れるのは不可能だと思われるくらい浅瀬の中で尻餅をついていた。

 「ここ、どこ?公園じゃない、わよね」

 独り言のように呟き周りを見ようとして目が合った、知らない男性と。


 
 ずぶ濡れのままでは風邪をひくからといって男性の自宅に案内された、木造の家は決して大きくはない、まるで外国のログハウスというよりは物置のような感じ、いや、ライトノベルの挿絵なんかで見る、物置小屋に似ていると思ってしまった。(失礼だが)

 ここはどこ、知らない場所だ、まさか、公園の池が、こんなところに繋がっているとはびっくりだ。
 そういえばあの公園は以前行方知れずになった人がいたことを思い出した、危ない人、暴漢、強姦魔、襲われた相手、被害者が姿を消したのだ。
 
 「あそこは狐や狸がいるから、気の毒に思って連れて行かれたんだよ」

 年寄りの言葉を思い出した、すると自分も、もしかしたら。


 一週間ほどが過ぎた、不思議なもので知らない場所なのに馴染んでいる自分にびっくりだ、男性にもだ。

 「今から買い物に行くが欲しいものはあるかい、みっ、ミサ」

 名前を呼ぶとき少し、どもるようなのは言い慣れていないせいだろう、それがおかしいというか楽しく思えてしまう。

 「一緒に行きたいんですが、駄目ですか、街を見てみたいし」
 
 少し困った顔をする男性は説明してくれた。
 自分のように余所から迷い込んで来る人間というのは、昔は大勢いたらしい、それも様々な人種が、金髪、赤毛、中には白髪、だが、ここ数年は殆どいないらしい、つまり外国人だろうか、ところが黒髪というのはあまりいなかったらしい。
 数年ってどのくらいと聞くと三百年ほどといわれてしまった、いや、それって数年じゃないからと思わず突っ込みたくなった。
 服も靴も変わっているからじろじろと言われて、何だそんなこと、動物園の希少動物扱い、パンダかと思ってしまった。
 
 
 しかし、街までは結構距離があった。

 ちゃんとした店もあるが、露天のような店もある、日本でいうなら朝市、外国ならマルシェというところだろうか、野菜、果物、色々ななものが並んでいて見ているだけでも楽しい。
 欲しいものがあったらと聞かれて思わず果物と答えてしまった、この一週間、普通の食事、パンとスープ、茹でたジャガ芋や野菜はあっても果物、甘い
物がなかったのだ。

 果物の並んでいる店の前、だが、並んでいるのは見たことのないものが多くて正直迷ってしまう。

 「おすすめはありますか、甘すぎなくて酸っぱいものとかいいんですが」
 「そうだな、この白いサンキツッ、酸味があって美味しいと思うが」

 柑橘、ミカン、オレンジだろうか、しかし、白い色というのは意外すぎて食欲が、いいや、ここは外国と思えばいいんだと。

 「あの、貴族様ですか」
 
 店の主、老婆の言葉に驚いてしまう、黒い服を着ているので、その言葉に驚いた。

 「いや、平民です、市井の人間です」

 「この国では黒い服なんて珍しいんです」

 日本ではモード系なんて古いと言われているけど、ここで貴族に間違われるとは驚いてしまった、だが、服だけではない、髪も関係しているらしい。
 長さもだが、自分は暑いので後ろでまとめて、アップにしている、だが、周りを見ても、そういう人はあまりいないのだ。
 店を離れたときにティムズさんに聞くと髪を伸ばしているのは金持ちや貴族が多いと言われて、だったら、切ろうかと呟いたら驚かれた。

 「綺麗な髪だから、そのままでいいんじゃないか」

 髪が綺麗なんて久しぶりに聞く言葉だ、別れた男からも言われなかったなあと思い出した。
 正直、今まで婚活、ナンパしたが、そんな相手から言われても、お世辞だなあと思ってしまって素直に喜べないのだ。
 気づかれないように隣を歩く男性の顔を見る、背はそれほど高くない、自分より少し低いかもしれない、そんな男性の顔は少し困った、いや、なんとなくだがこういう台詞、女を褒める事になれていないような感じで、凄く新鮮な感じがした。
 茶色というか焼けたような茶色に黒や白が混じっている、歳は確か、四十後半、五十ぐらいだろうか。

 

 外の国から人が来たとの報告が入った、城に呼び出された限られた貴族と騎士団の人間は驚いた、随分と久しぶりのことだ。
 吉報ではと皆が浮き足立ったのも無理はない。

 「そういえば、しばらく前からオウルランドの土地、日照り続きでしたが、十日程前から雨が降り始め、そのせいか作物の育ち具合も良くなってきたと報告が入ってきております、新種の作物の種付けも失敗続きだったのですが、それが」
 「おお、確か、かっての異国人の現れたときも、そのような報告があった」
 「外の国の人が現れると自然や天候などに変化が現れると聞きます」

 喜びの声を聞いていた国王が初めて口を開いた。 

 「皆の者、もし、異国人を見かけてもしても過度の接触などは避けるように」

 その言葉に皆が緊張した顔つきになった。

 「彼らは同じ人ではある、だが、違う世界から来た故に物の見方、考え方は違う、一部の心ない人間達の行いによって我々の先代達が、どんな眼に遭ったか、それを踏まえた上で行動してほしい」

 人々の間に緊張が走った、アーシャ国は人間しかいない、妖精、精霊、獣人や亜人などはいない、珍しい国だ。
 そんな国にとって、違う世界から突然、現れた人間というのは珍しくもあった。

 
 王国騎士団に勉めているコンラッドは、突然の召集に驚いたが異国の人が来たということが、そんなにも重要な事なのかと改めて思い知った作物や天候の異変は別の世界からこちらへくる際に色々な形で現れるもので、他国では国の半分が消失するほどの災害にもなるらしい。
 昔の文献、言い伝えではアーシャ国では、それが起こったのは彼らが帰郷するときだ。
 一説によると、神にも似た力、世界の理が国に罰を与えたのではないかと言われていた。
 
 「騎士団長就任、おめでとうございます」
 「ありがとうございます、ですが」

 「貴方には市内の見回り強化をお願いしたいのです、異界、異国の人間に対して自国の人間は何もしない、ですが、異国人を奇跡の人と敬う国もあります、他国では医術や魔法を使わず難病の怪我人を直したという伝承もあります」
 「なっ、本当ですか」
 「知らないのも無理はありません、これは王族、皇族の間でしか知られていないことです、でも、いつかは、そんな事が秘密ではなくなったら」

 公になったらどうなります、宰相と国王の表情にウォーレン・コンラッドは、はっとした。

 「少し前から旅行者、商人の取引など厳しく取り締まっています、理由はおわかりですね、貴方方、騎士団に協力してもらいます」

 


出ているのよね、小室さんが

2021-05-19 13:17:35 | オリジナル小説

 先日ハガレンの5話目をUpできた、四千文字ぐらいのほがボリュームというか読み応えもあるかなあ、しかも、ネタが料理、水ぎょうざになってしまった。
 マルコーさんは料理好きなので、レシピを教えて欲しいというお願いだ。
 イシュヴァールの診療所も留守にしているのでそろそろ、帰らなければまずくないと思うんだけど、その前にノックス先生の子供が帰って来るという話を書こうと思っているのよ。
 どっちにしようかと思ったけど息子設定で、まだ独り身、オヤジと違い女にもてないという設定を考えている。

 そして少し前に知った下とドラマCD、これに小室さんが出ているのよね、オジサマ専科みたいな恋愛ドラマに出てくれいと思ったけど年齢的にも、もうないだろう、だから自分の頭の中で萌えを補充していたら今朝、マルコーさんが夢に出てきたわ。 

 


貴族令嬢の恋は前途多難、メイドも周りも苦労する  

2021-03-09 11:22:33 | オリジナル小説

 ジュスティーナ・フランヴァル、貴族の家に三女として生まれたが、子供は自由に伸びやかに大らかに育てようという家風の為か、彼女は遠方の親戚に預
けられた。
 手紙で近状を知らせてくるし、会いたくなったら転移魔法で、いつでも帰ってくることができるので何かあっても安心だ、それに家族仲はもともと良好なのでジュスティーナが寂しがることはなかった。
 それに彼女には優秀なロベルタという専属のメイドがついているのだ。
 
 
 「侯爵様、お手紙です」
 
 入ってきた執事の言葉に書類に向かっていた当主のアンダーソンは手を止めて受け取った。
 
 ジュスティーナ様からですと言われて男の顔がわずかに破顔する、手紙を受け取り、封を切ろうとしたが、執事を見るとどうした、出て行けと言わんばかりの顔になる、だが、が執事は、ふっと唇を緩ませた。
 
 「私にはないのでしょうか、お嬢様からの言づては」
 
 「いや、これは、父である私に」
 
 手紙を取り出し分厚い数枚の便せんを見る、お父様へと書かれた文字、だが、よく見ると二枚目からは執事のクレイブへと書かれている、自分には最初の一枚だけだ。
 
 実の父には便せん一枚、残りの分厚いのは全て執事って、どういうことなんだと思いつつ、アンダーソンは執事に渡した。
 
 「何が書いてあるんだ」
 
 「自室で読ませて頂きます」
 
 「いや、私は当主として知っておかねば」
 
 仕方ないですねと執事は読み始めた。
 
 メイドや奉公人達は元気ですか、都会の帝都の方では今、風邪に似た病気が流行っているので年寄り達は体調に気をつけて、今こちらでの流行の作物、流行のドレスや宝石、偽物が出回っているらしく、商人達が。
 
 「家人だけでなく、私どもの事を心配して、ご立派です」
 
 私の娘だからなとアンダーソンの鼻は高い、だが、執事は黙っていた。
 
 「長男のカイザー、次男のフェルナンド様の学校の事も気にしておられます、卒業できそうかと」
 
 「あ、あー、それは大丈夫だ」
 
 「旦那様、学校を辞めてもいいのでは、今から職人にでも何だってなれます」
 
 自分の息子が家督、家を継がせなければならない事に当主は固執していない、できるならジュスティーナに継がせたいと思っているのではないかとグレイブは思っていた、たが、それも数年前までのことだ。
 
 「他には何か」
 
 「ロベルタから、お嬢様の近状が」
 
 「そうか、どんなことが、なんと」
 
 「いえ、これは個人的書簡ですので」
 
 たとえ旦那様でもと言われて、アンダーソンはむっとなった。
 
 ティーナ、娘は父を軽んじているのではないか、執事のグレイブの方に手紙の量が多いとは寂しい限りだと、だが、そんな当主の思いなど執事は気づいてもいないそぶりで自室に戻った。
 
 
 手紙を読み終わった執事は自分の気持ちを落ち着かせようと水を飲んだ、ロベルタからの手紙はいつも通りだった、ジュスティーナお嬢様の近状、毎日、元気にしていると、だが、最後の一行にクレイブは目頭が熱くなった。
 
 「平民遊びに拍車がかかりました、今は乞食の恰好をして街を出歩いています」
 
 目眩がした、多分、彼女のことだ、生半可な変装ではない、本物の乞食そっくりの恰好で街を歩き回っているのだろう。
 そんな事をして役人や警察、ギルドの人間に捕まって正体がばれたらどうなるかと思ったが。
 私が護衛をしておりますという追記にほっとした。
 
 自由な家風というものが子供の教育にどんな影響を与えるのか、これは彼女の曾祖父達の影響だと思っていた、金のある、地位のある者は奢り高ぶってはいけない、力があるからといって慢心はいけない、困っている者がいれば助けてあげなさい。
 だが、ギブアンドテイクの精神は大切だ、報酬はきちんと受け取りなさい、沈黙は金、この言葉はフランヴァル家の人間なら、ゆめゆめ忘れるでない。
 貴族の娘だから媚びてきたり、お世辞を使って取り入ろうとする輩には注意しなさい。
 変装して街へ出歩き、人の本性を見ると面白いなどという遊びを教えたのは祖父らしい。
 最初はとんでもないと思っていた、だが、あの店は法律の目を盗んで、この店は、あそこの住人は病気で困っていると色々なことをジュスティーナは覚えて自分に忠告してきた。
 
 「今度、新しい店ができたでしょう、家に出入りするなら気をつけた方がいいと思うの」
 「あの通りに住んでいる住人の税って、おかしくない」
 「クレイブ、畑を作りたいの、野菜だけでなく、薬草を育ててみたいの、手伝ってくれる人を村から雇って」
 
 そんな事は家の召使いにやらせればと思ったが、村の人を雇って賃金を払いたい、家が出せないなら自分の小遣いから出してくれて構わないからといわれたときは驚いた。
 募集をかけると集まってきたのはスラムの子供、年寄り、怪我をしてまともに歩けない退役軍人もいた、働けない、だが食べなければ生きてはいけない、貧困にあえいでいる人間だ。
 
 子供が、いや、当主の祖父達の教育の賜だ、フランヴァル家は決して貧しくはない、だが、彼女が家督を継げば近隣の村など、暮らしはもっとよくなる筈だと思った時。
 
 
 「奇病といってもいいですな」
 
 「治るんでしょう、娘は妻の忘れ形見なんです、お願いです、先生」
 
 当主のアンダーソンの言葉に医者は首を振った、薬がない、治療法も分かっていないのだといわれて当主は彼女の療養の為と祖父が好きだった田舎町に彼女を住まわせることにした。
 
 「あちらでの生活はお嬢様にあっているのだ」
 
 クレイブはほっとした、平民遊びも元気になってきた証拠だ、乞食の恰好をしているということは。
 あちらは首都からの商人だけでなく、外国からの出入り、貴族も多いと聞く。
 ロベルタには警護を万全に、万が一、相手が貴族、高官、役人で忙殺、瞬殺でも後始末はこちらでする、もみ消しは任せろと伝えておかなくてはいけないな、だが、手紙はそれだけではなかった。
 
 
 
 「お嬢様、何かいいことがありましたか」
 
 十日ぶりの湯浴みでバスタブの湯は黒い、泥や靴墨などを体に塗りたくって、腕や足には本物にそっくりな傷跡まで作っている、調合した腐臭の香りも鼻が曲がりそうなくらいで、念には念を入れてと一週間も湯浴みをしていなかったので時々痒いと体をかきまくっているのも見ていて関心するほどだ。
 
 「うーん、さっぱりした、しばらくは、お休みするわ」
 「それがよろしいです、今回のは少し長かったですもの、旦那様に手紙を書かれますか」
 「三日前に書いたけど」
 「お嬢様が心配なのです、病気の事も心配しておられましたもの」
 「ロベルタ、新しい眼鏡、欲しくない」
 
 今ので十分ですわというと少女は首を振った、街で物乞いだと思われて金持ちの男が金貨をくれたのだという。
 
 「この金貨、よく見て」
 
 「見たところ、ですが」
 
 手のひらに置かれ、その重さにロベルタの目が細くなった、軽いのだ、金貨の重さではない、これを渡したのが貴族は乞食の娘なら騙せると思ったのだろうか、それとも本人も知らなかったのか。
 
 お城に泊まっている貴族なのと言われてロベルタは考えた。
 
 「クレイブに連絡を」
 
 「この街だけなら放っておいてもよくない」
 
 「そうですね、ですが」
 
 「ところで、お茶会とか出なくていいのかしら」
 
 まさか、そんな言葉が出てくるとは思わなかったとロベルタは驚いた。

 だが、顔には出さず尋ねた。

 「何かありましたか、ご心配な事でも、お話しください」

 「ロベルタは結婚はしたことあるのよね」

 はっ、今なんて、結婚、自分が結婚したのは、もう随分と前の屋敷に奉公していたときだ、まさかと思い、尋ねる、もしかして、いや、こんな時が来てもおかしくはないのだ、だが。

 「お嬢様、もしかして気になる方でも」

 返事はない、だが、大当たり、顔を見れば分かる、ビーンゴッ、ロベルタは自分の心臓に言い聞かせた、落ち着けと。

 (どうしたら、旦那様にお知らせ、いや、頼りにならないのは目に見えてる、ここはクレイブに)

 まさか、その男を(○せっ)なんてことはいわないだろうけど、でも、そうだ、まず、相手を確認しなければ。

 「名前は、どこにお住まいなのでしょうか」

 だが、首を振られて撃沈した。
 


貴族令嬢の恋は前途多難、メイドも周りも苦労する  

2021-03-07 08:44:11 | オリジナル小説

 ジュスティーナ・フランヴァル、貴族の家に三女として生まれたが、子供は自由に伸びやかに大らかに育てようという家風の為か、彼女は遠方の親戚に預けられた。
 手紙で近状を知らせてくるし、会いたくなったら転移魔法で、いつでも帰ってくることができるので何かあっても安心だ、それに家族仲はもともと良好なのでジュスティーナが寂しがることはなかった。
 それに彼女には優秀なロベルタという専属のメイドがついているのだ。
 
 
 「侯爵様、お手紙です」
 
 入ってきた執事の言葉に書類に向かっていた当主のアンダーソンは手を止めて受け取った。
 
 ジュスティーナ様からですと言われて男の顔がわずかに破顔する、手紙を受け取り、封を切ろうとしたが、執事を見るとどうした、出て行けと言わんばかりの顔になる、だが、が執事は、ふっと唇を緩ませた。
 
 「私にはないのでしょうか、お嬢様からの言づては」
 
 「いや、これは、父である私に」
 
 手紙を取り出し分厚い数枚の便せんを見る、お父様へと書かれた文字、だが、よく見ると二枚目からは執事のクレイブへと書かれている、自分には最初の一枚だけだ。
 
 実の父には便せん一枚、残りの分厚いのは全て執事って、どういうことなんだと思いつつ、アンダーソンは執事に渡した。
 
 「何が書いてあるんだ」
 
 「自室で読ませて頂きます」
 
 「いや、私は当主として知っておかねば」
 
 仕方ないですねと執事は読み始めた。
 
 メイドや奉公人達は元気ですか、都会の帝都の方では今、風邪に似た病気が流行っているので年寄り達は体調に気をつけて、今こちらでの流行の作物、流行のドレスや宝石、偽物が出回っているらしく、商人達が。
 
 「家人だけでなく、私どもの事を心配して、ご立派です」
 
 私の娘だからなとアンダーソンの鼻は高い、だが、執事は黙っていた。
 
 「長男のカイザー、次男のフェルナンド様の学校の事も気にしておられます、卒業できそうかと」
 
 「あ、あー、それは大丈夫だ」
 
 「旦那様、学校を辞めてもいいのでは、今から職人にでも何だってなれます」
 
 自分の息子が家督、家を継がせなければならない事に当主は固執していない、できるならジュスティーナに継がせたいと思っているのではないかとグレイブは思っていた、たが、それも数年前までのことだ。
 
 「他には何か」
 
 「ロベルタから、お嬢様の近状が」
 
 「そうか、どんなことが、なんと」
 
 「いえ、これは個人的書簡ですので」
 
 たとえ旦那様でもと言われて、アンダーソンはむっとなった。
 
 ティーナ、娘は父を軽んじているのではないか、執事のグレイブの方に手紙の量が多いとは寂しい限りだと、だが、そんな当主の思いなど執事は気づいてもいないそぶりで自室に戻った。
 
 
 手紙を読み終わった執事は自分の気持ちを落ち着かせようと水を飲んだ、ロベルタからの手紙はいつも通りだった、ジュスティーナお嬢様の近状、毎日、元気にしていると、だが、最後の一行にクレイブは目頭が熱くなった。
 
 「平民遊びに拍車がかかりました、今は乞食の恰好をして街を出歩いています」
 
 目眩がした、多分、彼女のことだ、生半可な変装ではない、本物の乞食そっくりの恰好で街を歩き回っているのだろう。
 そんな事をして役人や警察、ギルドの人間に捕まって正体がばれたらどうなるかと思ったが。
 私が護衛をしておりますという追記にほっとした。
 
 自由な家風というものが子供の教育にどんな影響を与えるのか、これは彼女の曾祖父達の影響だと思っていた、金のある、地位のある者は奢り高ぶってはいけない、力があるからといって慢心はいけない、困っている者がいれば助けてあげなさい。
 だが、ギブアンドテイクの精神は大切だ、報酬はきちんと受け取りなさい、沈黙は金、この言葉はフランヴァル家の人間なら、ゆめゆめ忘れるでない。
 貴族の娘だから媚びてきたり、お世辞を使って取り入ろうとする輩には注意しなさい。
 変装して街へ出歩き、人の本性を見ると面白いなどという遊びを教えたのは祖父らしい。
 最初はとんでもないと思っていた、だが、あの店は法律の目を盗んで、この店は、あそこの住人は病気で困っていると色々なことをジュスティーナは覚えて自分に忠告してきた。
 
 「今度、新しい店ができたでしょう、家に出入りするなら気をつけた方がいいと思うの」
 「あの通りに住んでいる住人の税って、おかしくない」
 「クレイブ、畑を作りたいの、野菜だけでなく、薬草を育ててみたいの、手伝ってくれる人を村から雇って」
 
 そんな事は家の召使いにやらせればと思ったが、村の人を雇って賃金を払いたい、家が出せないなら自分の小遣いから出してくれて構わないからといわれたときは驚いた。
 募集をかけると集まってきたのはスラムの子供、年寄り、怪我をしてまともに歩けない退役軍人もいた、働けない、だが食べなければ生きてはいけない、貧困にあえいでいる人間だ。
 
 子供が、いや、当主の祖父達の教育の賜だ、フランヴァル家は決して貧しくはない、だが、彼女が家督を継げば近隣の村など、暮らしはもっとよくなる筈だと思った時。
 
 
 「奇病といってもいいですな」
 
 「治るんでしょう、娘は妻の忘れ形見なんです、お願いです、先生」
 
 当主のアンダーソンの言葉に医者は首を振った、薬がない、治療法も分かっていないのだといわれて当主は彼女の療養の為と祖父が好きだった田舎町に彼女を住まわせることにした。
 
 「あちらでの生活はお嬢様にあっているのだ」
 
 クレイブはほっとした、平民遊びも元気になってきた証拠だ、乞食の恰好をしているということは。
 あちらは首都からの商人だけでなく、外国からの出入り、貴族も多いと聞く。
 ロベルタには警護を万全に、万が一、相手が貴族、高官、役人で忙殺、瞬殺でも後始末はこちらでする、もみ消しは任せろと伝えておかなくてはいけないな、だが、手紙はそれだけではなかった。
 
 
 
 「お嬢様、何かいいことがありましたか」
 
 十日ぶりの湯浴みでバスタブの湯は黒い、泥や靴墨などを体に塗りたくって、腕や足には本物にそっくりな傷跡まで作っている、調合した腐臭の香りも鼻が曲がりそうなくらいで、念には念を入れてと一週間も湯浴みをしていなかったので時々痒いと体をかきまくっているのも見ていて関心するほどだ。
 
 「うーん、さっぱりした、しばらくは、お休みするわ」
 「それがよろしいです、今回のは少し長かったですもの、旦那様に手紙を書かれますか」
 「三日前に書いたけど」
 「お嬢様が心配なのです、病気の事も心配しておられましたもの」
 「ロベルタ、新しい眼鏡、欲しくない」
 
 今ので十分ですわというと少女は首を振った、街で物乞いだと思われて金持ちの男が金貨をくれたのだという。
 
 「この金貨、よく見て」
 
 「見たところ、ですが」
 
 手のひらに置かれ、その重さにロベルタの目が細くなった、軽いのだ、金貨の重さではない、これを渡したのが貴族は乞食の娘なら騙せると思ったのだろうか、それとも本人も知らなかったのか。
 
 お城に泊まっている貴族なのと言われてロベルタは考えた。
 
 「クレイブに連絡を」
 
 「この街だけなら放っておいてもよくない」
 
 「そうですね、ですが」
 
 「ところで、お茶会とか出なくていいのかしら」
 
 まさか、そんな言葉が出てくるとは思わなかったとロベルタは驚いた。

 だが、顔には出さず尋ねた。

 「何かありましたか、ご心配な事でも、お話しください」

 「ロベルタは結婚はしたことあるのよね」

 はっ、今なんて、結婚、自分が結婚したのは、もう随分と前の屋敷に奉公していたときだ、まさかと思い、尋ねる、もしかして、いや、こんな時が来てもおかしくはないのだ、だが。

 「お嬢様、もしかして気になる方でも」

 返事はない、だが、大当たり、顔を見れば分かる、ビーンゴッ、ロベルタは自分の心臓に言い聞かせた、落ち着けと。

 (どうしたら、旦那様にお知らせ、いや、頼りにならないのは目に見えてる、ここはクレイブに)

 まさか、その男を(○せっ)なんてことはいわないだろうけど、でも、そうだ、まず、相手を確認しなければ。

 「名前は、どこにお住まいなのでしょうか」

 だが、首を振られて撃沈した。