山口の「間違えて振込ました」事件も、収束はしている様だ。
テレビは見ないのでわからないが、「フロッピーディスク」が話題らしい。
まぁ、もちろん、フロッピーディスクだからそういう事件が起こったわけではないし、町役場の人が言っていた「CDより便利」というのは、作業している人ならわかるだろう。そもそもCDを焼く方がよほど大変である。
銀行の振込データはいろいろフォーマットがあるのかもしれないが、私が銀行から指示されていたのは全銀協だったかのフォーマットで、今ならエクセルですぐ作れるやつである。データ量は一人当たり100バイトちょっとなので、フロッピーが一番ピッタリサイズなのだ。
もちろん、「大は小を兼ねる」ので、数十KBのデータを32GBのUSBメモリに書き込むことは可能だけどね。
ついでに言えば、行政で使うPCは庁内のネットワークなどからデータを引っ張り出せたりするので、物理的セキュリティとしてもフロッピーディスクってのは有効だったりする。映画とかで、悪い会社のデータをコピーしたりする場面があるけれど、あれ、フロッピーディスクだったら、それこそ箱でフロッピー用意しないとコピーできないでしょ?後、速度も全然違うし。
後、「町長が決裁してるじゃないか」みたいなのも的外れでしかない。
町長が決裁しているのは、おそらく誰にいくら振り込むという一覧表をみて行っているのであり、先ほどの生データを見ているわけではないからね。その一覧表から適切なデータが作られるというのは、「当たり前のこと」であって、そこまでチェックしろというのは、ただの阿呆でしかないのだ。
SNSでは、フォロワーは多いけれど間違った事を言っているアカウントは山ほどある。他の件でもあったけれど、自分のばら撒いたデマに固執する、ちょっとおかしなアカウントも多い。実害はないかもしれないけれど、聞いた人から「お前アホじゃね?」って思われるかもしれないから、それなりに注意はした方がいいのかもしれないね。