【ジャンプ】小林陵侑ラージヒル銀メダル獲得 2冠ならずもノーマルヒルに続くメダル獲得
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<北京オリンピック(五輪):ジャンプ>◇男子ラージヒル決勝◇12日◇国家ジャンプセンター 日本人選手として初めて個人2冠を狙った小林陵侑(25=土屋ホーム)は、銀メダルだった。それでも6日のノーマルヒルに続くメダル獲得となった。 6日のノーマルヒルでは、104・5メートル、99・5メートルの合計275・0点をマーク。72年札幌五輪70メートル級(現ノーマルヒル)の笠谷幸生、98年長野五輪ラージヒルの船木和喜以来、日本人3人目の金メダルを獲得した。その歓喜から6日、今度は得意とするラージヒルでも偉業に挑んだ。 決勝1本目は最長142・0メートルを飛び、テレマークもしっかり決めて147点でトップに立った。2本目に向かう前に「もう1本あるんで集中したい」。2位につけるマリウス・リンドビク(ノルウェー)とは2・2点差という僅差。2回目も大ジャンプを大ジャンプを披露したが、あと一歩及ばなかった。 1924年から100年近く続く五輪のジャンプ競技で、個人2冠は過去3人(のべ4度)しかいない。88年カルガリー大会で70メートル級、90メートル級の個人2種目に加え、団体90メートル級の計3種目で金メダルの「鳥人」マッチ・ニッカネン(フィンランド)。02年ソルトレークシティー、10年バンクーバー大会の2度達成した「ハリーポッター」ことシモン・アマン(スイス)。そして14年ソチ大会のカミル・ストッフ(ポーランド)。ストッフは18年平昌大会のラージヒルも制し、ニッカネンに並ぶ金3個を獲得している。 それら伝説のジャンパーに肩を並べるまでに成長した。 陵侑は98年長野五輪のフィーバーぶりを知らない。96年生まれでまだ当時1歳3カ月だった。新たなブームを巻き起こそうとしている陵侑は「過去のものになりつつあるジャンプのファンをもう1回呼び戻したい」。そのためには結果が必要と理解し、自らが起爆剤となってジャンプ人気を高めたい考えだ。 今季ワールドカップ(W杯)では、年末年始の伝統の4連戦「ジャンプ週間」を制すなど絶好調。その勢いのまま五輪に臨み、優勝争いを演じている。次は14日の男子団体で、98年長野五輪金メダルの再現を狙う。「鳥人」陵侑の挑戦は続く。
ノーマルに続き 金メダル ではなかったが
銀メダル獲得!!
立派ですね。
二つもメダル取れるなんて
凄いっ。