晴走雨読

4サイクル

今日もSUZUKIネタです。

免許制度が変わって中型2輪が出来た頃ですから、1976年頃
でしょうか。

各社400ccクラスを出し始めホンダはホークⅡ、ヤマハはGX
400、スズキはGT380、カワサキはマッハ400SS、そんな時代
です。

GT380・400SSの2スト勢は圧倒的パワーを誇ってましたが
排ガス規制も始まっており、時代は4サイクルへ移行しつつありまし
た。

そこでスズキ初の4サイクルエンジンを積んだオートバイGS400を
発売したのでした。
ライバルのホークⅡやGXがOHCエンジンなのに対し、GSは400
クラス初のDOHCエンジンが最大の売りでした。

しかしホークⅡが40馬力なのに36馬力しかなく、また実際に乗って
みると下のトルクはスカスカでカタログ値はとても出ていない印象で
した。

なんせスズキは創業以来の2サイクル専業メーカーでこのGS400
が初めての4サイクルエンジンでした。
(GS750もほぼ同時期だったかも)

ホンダは当然の4サイクル専業メーカーですし、ヤマハもXS1時代
から4サイクル作ってました。カワサキも当時すでにZ1を発売して
ました、って戦前からヒコーキ作ってたメーカーですから。

スズキは当然4輪車も全て2サイクルで、4サイクルエンジンの開発
に失敗してダイハツからエンジンを買っていたこともあります。


かように経験のないものを新たに開発するのは大変な事でありまし
て、ディーゼルエンジンの自社開発はやっぱり止めた方がよろしい
かと。

ま、しょせんシロートの私が大きなお世話ですが。
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