梅雨の晴れ間

朝、携帯の目覚ましが鳴って
もう一回鳴って
さらに　もう一回鳴って
仕方なく止めて
それから　布団の上で　足をのばし　寝がえりをうち・・・
ようやく　起き上がる

夫が言った
「背中でも押しちゃろうか？」
ずいぶん今朝は起きにくそうだと思ったらしい

ありがたや
そっちだって　腰が痛いはず
起きにくいのは　同じ

ああ、だから　わかるのか・・・

お互い　相手のしんどさが解れる幸せを思って　布団から起き上がった

おほほ
おのろけよ

こんなことででも　ゆるんでいないと　きょうびやってられまへん

みんな　しんどいこと　いっぱいかかえてるんやもんね

梅雨の晴れ間の久しぶりのお日様
アジサイの葉っぱから透ける光の美しさよ