かあちゃん
何年か前の入院の時は
「もう80じゃし、もうどうでもええか、とも思うけんど、やっぱり、にんげん、そういうわけにはいかん
がんばらにゃ、と思う」
と言って、乗り切って、退院した
今回は、その言葉は聞けない
あれだけしんどいんじゃけん、「がんばる」という言葉を聞くのは無理、身内のエゴか
と思いながら、夕飯の介助に行ったら
なんと!
あれだけ 食べることがつらくて、苦痛でたまらない母が
「次は、もっと がんばって 食べるけんね」
と言った
「きょうは、いっぱいわろうたね(笑ったね)」
と言ってくれた
かあちゃん、千里眼もってる!
こちらの気持ち、お見通しだ