マクロンは今、頭を抱えているだろう。
せっかく仲介したトランプ、ゼレンスキー会談が見事に決裂したのだ。多くの記者の前で、これほどの醜態をあらわにした首脳会談もめずらしい。それだけ、事前調整なしにぶっつけ本番の会談だっのだろう。
さて、EUは困った。これからどうしたらいいの?という心境だろう。バイデンと並ぶおバカであるフォンデアライエンEU委員長などは、結束してウクライナ支援を継続しましょうなどと世迷言をならべているが、他は、悩んでいるはずだ。
EUにとって、ウクライナは各国戦力の演習場であった。口ではウクライナ支援を言いながら、やって来たことは、金は送らず、与えたのは古い武器や使用期限すれすれの弾薬類であった。演習ではなく戦線で使用した場合の戦術的効果を確かめたかっただけだ。戦闘機も数機のF16しか供与しなかった。1970年代にアメリカが造った戦闘機で、その前のF15が高すぎるので、もっと安い戦闘機ということで開発した代物である。当然、アメリカでは生産中止、EUでライセンス生産されているだけである。
F16ではなく、F22やF35をウクライナに供与するのなら、少しは本気の支援だとわかるが、そんな高価な戦闘機を送るわけがない。経済的に疲弊してるEUにそんな余裕はない。結局、EUにとってウクライナ支援はEUの自慰行為にすぎなかった。
本気でウクライナを支援したのはバイデンと、バイデンのポチであった岸田文雄氏。日本は武器以外にすでに一兆円もウクライ支援に使っている。だから、岸田が訪米するたびにバイデンは肩に手を置いてかわいいかわいいしてくれたのだ。ポチはさぞかし嬉しかったことだろう。その後、大統領専用車に乗せてもらったと胸を張った岸田文雄氏。まるで子供のである。ポチだった。
しかし、アメリカ大統領がおバカなバイデンからトランプに代わった。
もし、岸田文雄氏がまともな政治家なら、岸田の影におびえている石破に言ってほしい。岸田やバイデンの時代は終わった。気にすることはない。これからは思い切ってトランプ路線に切り替えたほうがいい、ウクライナ支援も見直せ、そのうちEUもゼレンスキーから離れるだろうと。
そして、G7は、ロシアと中国を入れてG9となる。それでなければ、アメリカはG7から離脱する。
それにしても、NHKはぃまだハイデン岸田時代のいかがわしい呪縛から脱しきれない報道のままである。情けない。
ゼレンスキーよりウクライナである。