亡国のクライシス+

ウクライナでは、大統領選挙も国会議員選挙も行われていない

ゼレンスキーを「選挙なき独裁者」と呼んだトランプは正しい。

ウクライナでは、大統領選挙も国会議会議員選挙も行われていない。大統領はすでに11か月の任期切れ、国会議員は八か月の任期切れである。

 

何がウクライナの民主化である。

選挙こそ、民主主義の原点である。

 

先日、日本メディアからのインタビューを受けたウクライナの国会議長。見るからに曲者といった風情である。栄耀満点、太りに太ったウクライナ国会議長は言う。

前線にいる兵隊が投票できない。各地に散らばった難民たちの投票ができないから選挙は無理!

ウクライナのバレエ団が世界各地を公演しまっくっているのに、ウクライナの代表サッカーチームが国際試合にでまくりなのに、国会議員が世界を飛び回って接待を受けまくっているのに、選挙はできない?

 

その間、投票ができないとされている兵士たちはどんどん死んでいるのだ。

 

連中は、大統領、国会議員でいる限り、前線で戦うことはないし、高い歳費を懐にしてぬくぬくと暮らしている。ウクライナ国民が電力制限で暖房を節約して生活しているのに、大統領官邸と国会内は冷暖房完備。だからゼレンスキーは真冬でもTシャツ一枚でいられるのだ。戦争中は選挙をしてはいけないと法律で決めているから戦争している間は大統領も国会議員も身分保障される。

 

これじゃ、停戦など考えるわけがないだろう。ゼレンスキーなどは、つい最近まで「もっと武器を」と叫んでいた。

 

選挙もできない戒厳令中なのに、ゼレンスキーはなぜ常に世界を飛び回っているのだ。なぜ国会議員たちはグループを組んで支援を予定しているおバカな国々を物乞い訪問しているのだ。二年前にも国会議員の有志が日本に来た。一週間いたが、初日だけ岸田に面会、ドローンを物乞いしたが、あとは日本各地を行脚、それぞれの痴呆自治体からの熱い飲み食いの接待を受けていた。

 

ゼレンスキーに命じられて戦線に送られたウクライナの兵士たちが次々と戦死しているのにである。まるで、かつての日本ではないか。一般の兵士が死んで行っているのに、参謀本部の連中や関東軍の幹部連中は、毎晩、高級ワインで宴席を重ねていたではないか。

 

おバカなバイデンから、少しはましなトランプに変わって潮目も変わった。トランプはもうウクライナへの軍事支援はやめるだろう。アメリカが手をひいたら、いくらならず者プーチンでも手を引く。

 

それで、戦争は終わるのだ。

 

もともと、ウクライナとロシアはひとつの国であった。ソ連崩壊時にウクライナが独立したが、その領土範囲は極めてあいまいなものであった。特に、多くの親ロシオ人が居住していた東部ドンバスの帰属をめぐってもあいまいさを残したままであった。

だから、ウクライナに欧州寄りのポロシェンコ、ゼレンスキー政権が誕生してからは、東部ドンバスは迫害を受け続けて来た。これらの地域に、反ウクライナの自治政府が作られたのもその経緯からである。

 

親ロシア人を救うとしたならず者プーチンの理屈は、半分正しい。

 

ウクライナの領土がどうした?

大切なのは領土ではない。人々の命である。

 

ならず者プーチンとならず者ゼレンスキーは、兵士や市民の命を犠牲にして領土ぶんどりに熱を上げている。

 

領土がなんだ。きわめて政治的な線引きにすぎない。

 

キエフ公国、オスマントルコ、帝政ロシア、ソ連の支配と、現在のウクライナの領土は目まぐるしく変化して来た。

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